頼んだぜ。

背番号っていうのは、選手にとってただの番号ではない。
こだわりがあったり、愛着があったり、一つの表現だったりする。

それはもしかしたら、サポーターにとっても同じことなのかなとも思う。


移籍してから、あまり柏のことには触れないできた。
それが自分なりの色んな人へのリスペクトだったから。

でも、今日は少し触れたい。

なぜなら、工藤がレイソルの9番を背負ってくれることが決まったからだ。

今回、今まで俺が柏で着けてきた背番号9を工藤がつけることになったと工藤から連絡がきたとき、心の底から嬉しかった。

思い入れのある番号を、思い入れのある選手がつけてくれる。

それは俺の願いでもあった。



工藤が背番号9を背負うという流れが必然であり、当然であり
そういうことをクラブが大切にしていたのだと、そういうクラブであったのだと、俺は信じたい。


俺が初めてレイソルで9番をつけたとき、本当に大きな覚悟を持ってそのシーズンにのぞんだ。プレッシャーに負けそうになった。

でも結果そこから代表までいったんだ。

工藤も大きな覚悟で着ると思う。
プレッシャーもあると思う。

でも彼は、プレッシャーを力に変えられる男だ。それは俺が目の前で見てきた。

レイソルサポーターのみんなも見てきたはずだ。


だから、俺は応援したい。

そして、柏にいたときのように工藤から学び、工藤に負けない。

足の引っ張り合いじゃなく、馴れ合いでもなく、高めあうライバル関係はチームが変わってもずーーっと続く。



工藤には少しずつ堂々と工藤の9番を作り上げて欲しいと願う。

柏の9番と言えば工藤でしょ。って誰からも認識されるように。

工藤の9番を確固たるものにしてほしい。


俺が愛して止まなかったレイソルの9番を工藤が着てくれるのが心の底から嬉しい。

これで本当にレイソルに思い残すことはなくなった。

エキセントリックな9番を期待するぜ。


頑張れよ、工藤。で、ぜってーおまえには負けないから!

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