五段変速
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凹凸庵
2007年07月20日 22:27 visibility38
ばったばったと三振を取られると気分爽快というか、まあ、あきらめもつくというか(笑)
後々尾を引くのはゴロやらフライやらを打たされた時ですね。
「後、ちょっと横に行けばヒットになったのにぃ〜」ってね。
ピッチャーにも、三振を取って快感を得るタイプと、思い通りに打たせて取ることに快感を得るタイプがあるようです。
巧みなコントロールでバットの芯を外す。ストライクゾーンにボール半分の出し入れで打者を翻弄。こりゃ気持ちがいいでしょうな。
割と小柄な体格でもバカにはできません。元ライオンズの東尾なんざ、フォームに威圧感があるでなく、さしたるスピードがあるでもなく。見るべきはスライダーのみ。これを生かすために打者の胸元めがけて「巧みにコントロールされた」ボールを投げ込んでくる。あの体格で251勝も上げているんですから大したもんです。
声で威圧感を与えるピッチャーもいました。オリンピック代表監督星野。躍り上がるようなフォームで「とりゃぁ〜!」と蛮声を上げながら、実にゆる〜いボールを投げ込んでくる。打ったらバチが当たるというか、後が怖いというか(笑)
最近の若けえピッチャーは、やたら速球にこだわる。「どうだ、見たかっ!」ってなもんで、自己顕示欲を丸出しにしてくる。みっともないっすね。私、これ見よがしなガッツポーズは嫌いなんです。
プロだったら、あくまでさりげなく。後でベンチに戻ってから、一人で酔っていればいいんです。
「ギンギラギンにさりげなく」ってやつですね。
例えが古すぎましたかい?(笑)
- 事務局に通報しました。
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