ユニフォーム・ノスタルジア

先日TVみてたら、マリナーズが1試合だけ、1年だけ存在したチーム，シアトル・パイロッツのユニフォームを着て試合やっている映像が流れていた。。

（パイロッツって、シアトルにボーイングの工場があるからつけたんだろうか？）

これって、「ホークスが1年だけ福岡に存在した西日本パイレーツのユニフォームを着て試合やる」みたいなもんだ。こういうとこはメジャーはいいなぁと思ってしまう。

で、見てて強烈に思ってしまったのだが、あのパイロッツのユニフォーム。上の方にマーク，番号などを固めたなかなか個性的かつレトロなデザイン。

「欲しいなぁ・・・どっかで売ってないかなぁ」

ネットで探してみましたが帽子しかなかった。アメリカ行くしか無いか？

そんな訳で、何故か私は現行のユニフォームより、昔のユニフォームを「欲しい」と思ってしまう事が多い。

例えば，袖口に東映の三角マークのついた東映フライヤーズのユニフォーム、クラウンライターの胸番号ユニフォーム，大洋のオレンジと緑のユニフォーム、などなど。皆、いい意味で個性的。しかも今は存在しないからこそ、欲しくなってしまう。

そこで考えたのだが、球団が公式グッズとして昔のユニフォームを復刻したら売れるのではないかなぁと。ファンは時代時代のユニに思い入れがあるはずだ。

例えば我がカープ。

創立当時のユニを復刻！！→50から60代以上の極貧を共にすごした樽募金世代、うれし泣き。たちまち球団に「長谷川良平の番号は入れられんのか？」「素材が違う！もっとボロかった！」と問い合わせ殺到する光景が目に浮かぶではないか。

次に

昭和50年，初優勝のユニを復刻！→30以上のリアルタイムで体験したファン，うれし泣き。もちろん、8と3の入ったバージョンが大売れ。外木場の14も人気、中には「ルーツの77を入れてくれ！」と言うマニアックな声も届くという光景がワシの瞼の裏側に・・・・。

そして

黄金時代！ロゴ，ラインが赤くなったユニを復刻→率先して私がうれし泣き。もちろん江夏の26が人気、達川の40は隠れ人気となる。8と3は安定した売り上げ、北別府の20も安定した人気、そして津田の14はあえて復刻しない・・・30以上のカープファンの妄想全開じゃないか！！

ああ、作ってくれないかなぁ。球団にメールしようかなぁ。 それとももう、私の知らんうちにやってるのかな？

ここまで書いて思い出した。復刻ユニ販売、やってるチームがありました。何年か前、東京ドームの野球ショップTODOに行った時、店の半分以上を占めるGグッズを「金貰ってもイラン！」と思いつつ眺め、目に入ったのは、おお、V9時代の復刻ユニ！しかも箱入！

むう、さすがG、なかなかいいのを作る！やりよるわい！と思ったらもう一つ見慣れないユニが。見て仰天。

そのユニには左胸に大きく「巨」と漢字の入った質素なユニ・・・これは第二次大戦中，敵性言語として英語が野球から追放されたときの ユニではないか！！

ストライクを「よし！」ボールを「ダメ！」と行っていた時代のユニだぞ？なんてモノを復刻してるんだ！G！

思わずカープファンの私が「買おうかなぁ」と思ってしまったぞ。