昔の地方に住むと言う事
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ミオヂ
2006年05月30日 00:52 visibility165
昔はよかったなぁなんて言葉は好きではない。
カープに関しては別だけど・・・。
でも、ちょっとだけ昔の話を。
中学の頃、マンガを読んでいて「何これ」と思ったネタがあった。
江口寿志の「すすめ!パイレーツ」なんかではよくネタに使われていたんだが当時の王さんが出てきて
「ナボナは、お菓子のホームラン王です」と、いう奴。
広島の中学生には何の事だかさっぱりわからんギャグだった。多分王さんは東京ではそういうCMに出てるのだろうというのは分かったのだが、実際に観る事は出来ないので、それのどこがおかしいのかさっぱり理解できなかったんである。
今だったらネットなどで、何の事だか調べられるんだろうけど、そこは80年代。パソコンはまだマイコンの段階だ。
当時、この手のギャグをよくわからなかった、という地方人は多かったんではなかろうか?
北海道出身の同年代の友人にこの話をしたら「確かにアレって分からなかったなぁ」「まぁこんなもんが東京にはあるんだろう、と思ってたよ」と言ってもらえて「私だけじゃなかったのね」と安心したもんである。
で、その後、ネット上の動画で王さんのCMを見つけ
「・・・これはネタに使いたくなるなぁ」と納得。
20年以上かかって私は「ナボナ」のギャグを心から理解したと言うナンギな話。
理解しなくてもよかったような気もするが。
ちなみにあのCM動画を見て思い出したのが、80年代前半、広島ローカルでやってた山本浩二の「にしき堂 ゴールドもみじ」のCM。地方CMとはいえ、制作費をみーんなコージのギャラにしたんじゃなかろうか、と思える脱力かつ、ショボイ出来だったのを覚えている。
一度,ナボナのCMと見比べて見たいもんである・・いや、やらん方がいいかもだ。
【オマケ】あと、特撮ネタのはいったマニア向けマンガでたまに使われてた
「後楽園遊園地でぼくと握手!」
と、いうネタも分からなかったのを思い出した。
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