正しい方言の球場ヤジ講座。

いっぺん日記アップしてみたけれど。
気になることができて、寝られへんがな。笑。
よって今日の日記、訂正。

大阪のディープな街ハズレ。
テレビの置いてある焼き鳥屋。
大将は大の野球ファンで、
そのテレビはいつも野球中継。

のんびり友達と焼き鳥を食べていると、
隣で難儀なオヤジがヒトリ呑み。
なにやらブツブツ言うておる。

オヤジの贔屓らしいチームが負けだした。
すると、オヤジは怒鳴りだす。

「チッ、むなクソ悪い！」
「ボケー！へそ噛んで死ね！」

「なにしとんねん！」
「なにさらすねん！」
「なにさらしとんねん！」
「なにさらしてけつかるねん！！！」

絵にかいたような大阪のオヤジやったけど、
こんなオヤジいっぱいいるねん。大阪には。

しかし、大阪弁のヤジというのは、
どうしてこんなにスゴイ大阪弁なんだろうか？

本来、私の言葉は京都弁やねんけど、
長年大阪に住んでいるので、今は大阪弁。
でも、球場に行くと、なぜかキツイ大阪弁になる。

例えば…

京都なら「何してはりますのん！」
日常なら「何してんねん！」
球場なら「何やっとんねん！」
と言う具合になる。

京都なら「審判、見てはらへん！」
日常なら「審判、見てへんやん！」
球場なら「審判、見てへんがな！」
と、言う具合になる。

不思議や。アタシは今日まで無意識やった。
なんで球場だけ、キツイ大阪弁になるんやろ？

よく考えてみたら、
球場で京都弁のヤジを耳にしたことってないなぁ。
迫力がなくなるからやろか？

そやけど、大阪弁のヤジってキツいし、コワイし、
あんまり綺麗な言葉でないけど、
私は案外キライでもない。

甲子園球場でのヤジで、
「バカヤロー、何やってるんだー！」と聞くより、
「アホかー！何さらしてけつかるねん！」と耳にする方が、
なんとなく嬉しい気がするもんな。

東京のオヤジ達は「べらんめ〜」とか、
「あんちくしょ〜」「こんちくしょ〜」とか、
ホンマに言うんやろか？

九州のオヤジ達は「ばってん、打たなあかんばい！」
広島のオヤジ達は「打たないかんぜよー！」
名古屋のオヤジ達は「おみゃーら打つだがねー！」

そんな感じのヤジが、
各地の球場ではびこっているのだろうか？

各地方の皆さん、バカにしてるんやありません。
勝手な想像で書いているので、すみません。

正しい方言の球場ヤジ講座、各地方の皆さん教えて下され。