試練のドM的野球観戦。
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Red☆
2006年06月22日 23:08 visibility371
「キャー♪あかほしくーん!カッコイー!」
「イヤーン!SHINJOのお尻美しいーわー!」
女4人での野球観戦。
その中でも、私の歓声はエロく黄色い。
お弁当食べて。デザート食べて。
ウキウキ、キャピキャピ。あーたのしー♪
そんな甘い野球観戦も…7回裏まで。
エロ副音声付野球観戦は、
本気で厳しい野球観戦となる。
女の野球観戦はそない甘いもんやない!
私は巨人が好きやけど、阪神を応援している。
ミーハー気分やおまへん。本気でおます。
適当やないし、中途半端やないからこそ、
巨人魂をひっさげて、阪神を応援するには、
それ相当なりの覚悟で甲子園に通うております。
そんな私の甲子園3箇条。
1:黄色と白のグッズは身に付けない。
(レッドスタールックで応援)
2:六甲おろしは歌わない。
(ヒッティングマーチは全部覚えている)
3:巨人の悪口も、阪神の悪口も言わない。
(悪口を耳にしても冷静に笑顔で対応)
勝手なマイポリシーであるが、
とにかく巨人を裏切ることもなく。
阪神を応援するにはこれしかない。
そんな私。
とうとう、乗り越えなければならない、
厳しい試練と辛い選択がやってきた。
甲子園の7回裏で飛ばすラッキー7の風船は、
『赤青黄緑』と『黄色と白』の2種類。
私はいつも『赤青黄緑』を先に買い、赤色を飛ばしていた。
でも。今日はお弁当に夢中で、風船買うのを忘れておった。
naho先輩(阪神ファンの達人:美人主婦)が、
風船ありませんよねーと、買ってきた風船は『黄色と白』
な!なぬ!?ううう。究極の選択や。
仕方なく、私が白を選ぼうとすると、
先「Red☆さんは,黄色しかダメです!」
私「ううう。せめて白で。先輩たのんますわ〜」
先「ダメです!絶対黄色です!認めません!」
こうして、7回裏から始まった。
本気で厳しい、女の野球観戦が。
先「レッドスターTシャツもいいっすけど、
レプリカユニを着てください!」
私「そ、それだけは、ご、ご勘弁を…」
先「ダメです。強制的にプレゼントします!」
私「せめて赤星君の赤色ナンバージャージにしてくだされ…」
先「いいえ、白のシマシマレプリカユニしか認めません!」
私「じゃ、百歩譲って、黒復刻ジャージにしましょ」
先「絶対ダメ!譲っても、白と黄色の復刻版です!」
先「応援バットもピンク禁止!白と黄色にしてください!」
私「ピンクがダメなら、せめてビジターのグレーを…」
先「ダメです!白と黄色しかあきません!」
私「私、まだまだ未熟者ですさかいに…」
先「まずはテレビの横に飾って下さい!
そして常に応援に持ってくるべし!」
私「お気持ちは、とても嬉しいんですけど…」
先「あ!勿論、ヘルメットもプレゼントしますから!」
先「六甲おろしも、今日は歌ってもらいます!」
私「か、歌詞がわかりませんねん…」
先「バックスクリーンに歌詞がでます!大丈夫!」
私「闘魂こーめーてー♪なら歌えますけど」
先「Red☆さん!!ココはイエローです!!御法度です!」
私「す、す、すんません…」汗。
こうして、エロ副音声付野球観戦から、
本気で厳しい野球観戦となったのだ。
ようやく9回。阪神勝利。
私が阪神を応援するようになって初勝利。
こっから、私が知らない未知の世界があり…
そして、究極の特訓がはじまった…
阪神が勝った試合後には、
六甲おろしフルコーラス(3番まで)と、
選手全員のヒッティングマーチ大合唱があるのだ。
えええええええええええ!!!!
し、しらんかった…
私は立ち上がり、必死で応援バットを振りかざし、
六甲おろしと、ヒッティングマーチを歌う…
…う、歌う…フ、フリ…
口パクでした。
滝汗流しながら。
許してくだされ。これが精一杯っす。
それでも私は凝りずに甲子園球場に通うのをやめない。
阪神も好きです。巨人も好きです。どっちもやめない。
はい。ドMで結構。
黄色い歓声なんていらんわい。
黄色いグッズで虐めて下され。
naho先輩についてゆきます。どこまでも。
- 事務局に通報しました。
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