野球で育つ愛と女の根性。

  • Red☆
    2006年07月12日 00:38 visibility97

一つ前の日記。
『野球で攻める恋の必勝法』は、
若い女の子の恋のお話でしたが。

今日の日記は、
『野球で育つ愛と女の根性』は、
大人の女と愛について語ります。

前回の萌え日記に比べたら、
今回は萎え日記でおますが、
お気を悪くせんと読んでおくれやすね。

恋愛と結婚において、
若い時は、勢いとタイミング。
年をとったら、妥協と我慢というけれど。

野球と女において、
若い時は、情熱と攻撃。
年をとったら、作戦と根性ではなかろうか。

コンパで、気になる男の人が、野球好きとわかった瞬間。
野球トークができるのは当然。だからあえて他の話しをする。
最初から深入りせず、最初だから深読みするのだ。
野球の話題以外で、興味ある会話はできるのか?
趣味が合わへんかっても、経済力はあるのか?
スーツとユニフォーム以外は、ダサくないのか?
冷静にいろんな視点で男を見極めるらしい。
魅力も共通点もお金もセンスもなかったら、
「はい。そこまで。じゃ、次!」
大人の女は冷静だ。

野球好きの彼氏と、野球嫌いの彼女の場合。
せっかくの休みやのに、彼氏は野球観戦。
彼女は彼と一緒に休日を過ごせなくとも文句ナシ。
他に充分満喫できる違う楽しみ方を知っているから。
「ええねん、ええねん、好きなことしてくれてたら、
 私も好きなことできるし。なんぼでもどうぞって感じ」
お陰で私は、お茶と買い物の付き合いだ。
大人の女は割り切っている。

もう少しウワテの女の子の場合。
友達「彼氏が会社の同僚と野球観に行くっていうたから、
   えー!いややー!私も行きたい!ってスネたら、
   今度、焼肉オゴるから我慢してな〜って。
   そんなんやったらいくらでも我慢するわ!ラッキー☆」
私 「アンタ…ホンマに野球観たかったんかいな?」
友達「野球?野球のチケットって焼肉より高いの?安いの?」
私 「げ。アンタ、値段で決めるんかいな…。」
甘え上手に弱い男は、そんなことも知らず、
申し訳ない気持ちいっぱいで、お詫びの焼肉をオゴるのだ。
大人の女はイチマイもニマイもウワテなのよ。

彼氏も彼女も野球好きやけど、好きな球団が違う場合、
お互いに、わざわざ合わすことなどしない。
そして、勝っても負けてもケンカもしない。
私 「お互いを尊重できるカップルってオトナやな〜」
友達「ケンカするのも、合わせるのも、面倒なだけやん」
私はその彼女の言葉を、聞かんかったことにしている。
ちなみにそのカップル、応援しに行くのも別々。
そして、携帯のメーカーも別々です。笑。
ラブラブちゃうけど、仲は悪くないので、まぁええか。
大人の女はあっさりしておる。

貫禄ある嫁のボヤキ。
「ウチの旦那、野球に行くって言うと、
 怒られへんってわかってるから、年中野球やで。
 人数足らへんからしゃーないねん〜って言いながら、
 ホンマは、野球より飲み会の方がメインのくせに、
 わざと嫌なフリするから、腹立つっちゅーねん!
 そんで、野球の飲み代は堂々と催促するから、
 なんでやねんって感じ!
 来月から、お小遣いのタバコ代別制度はナシにするねん。
 好きなことするねんやったら、やりくりせー!」
大人の女は貫禄がありますな。

年下の男をつかまえにゃ〜いかん。とはりきる女。
「もう何でも言うことききます!」
「野球が好きでも、どこの球団でも、全部合わせます!」
と、言うておきながら…
結局、あーでもない。こーでもない。と駄々をこねだす。
私はその相談相手になるわけさ。
私 「アンタの立場は9回裏ツーアウトやで」
友達「そのココロは…あとがない」
私 「そう、わかってるねんやったら、ゲームセット」
逆転できん大人の女はあきらめがよい。


耳が痛い男の人がいるかもしんない。
心が痛い女の子がいるかもしんない。
そんなことあらへん。と思う人もいるハズ。

ま、でも、思いやりと譲り合いですよ。
大人の愛っていうのは。

野球で育つ愛は、女の根性も育てるのだと、
私は思うわけで。

くれぐれも。大人の女はコワイ…と、
思わんといておくれやす。

昔からこんな風だったわけやありません。
好きな人のために必死になってた頃かてあるねんし。

だって、今日の日記に登場した女達の、若い頃の話しが、
一つ前の日記なんですから。

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