
2月の鹿児島で。
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トモゾー
2010年08月16日 20:35 visibility185
いつもなら毎年のように1月後半に家族を連れてグアムキャンプ。
1月末のグアムってビーチ沿いのホテルでなければひとり2万円くらいで2泊3日で行けるのね。
毎年毎年、1月に家族をグアムへ連れて行くためにって仕事に頑張っているのだけれど、
あいにく不景気で僕の勤める会社は冬のボーナス・ゼロで、今年は恒例のグアムキャンプへ行けなかったのです。
そんなこともあり、1月末に鹿児島の母と話しているうちに、
たまには鹿児島へ帰りたいなって思ったのね。僕だけ(笑)
母が旅費を出してくれるというのでネットで飛行機のチケットの予約をしようとしていたのだけれど、
ついつい悪い気持ちが。。。
また母に電話して、「たまには孫にも会いたいでしょっ」ってね。
そんなわけで母のおかげで、僕と息子との二人旅の鹿児島行き。
2月の祭日があったころに行ったのだけれど、
この時期の鹿児島ってたくさんのJリーグのチームがキャンプやっているのね。
飛行機が降り立つ空港の手前の国分市では京都サンガがキャンプやっていて、
京都のディエゴにも会いに行きたかったんだよね。
とはいえ、やはりメインは母や父への親孝行でもあるので、
着いた翌日には父を誘い、鹿児島市内にある鴨池陸上競技場で行われている
ジュビロのキャンプを見に行った。
数年前にヴェルディにいた鹿児島(枕崎市)出身の那須大亮選手、
そして以前ヴェルディにいたイ・カンジン選手の姿を見たくて。
カンジン(今はガンジンって表記)とは、ヴェルディの練習場でたまに話したことはあったし、
韓国人だけれど、「辛いキムチはニガテです」って言う選手。
ヴェルディにいた頃はまだまだ若かったから、少しでも日本に馴染んで欲しいなって気持ちもあって、よく話しかけていました。
ジュビロキャンプ。行った日は九州の大学選抜チームとのトレーニングマッチだったのだけれど、
競技場に姿を表したカンジンに声を掛けたのね。
まぁ名前を呼んだだけだけど。
近い距離じゃなかったし、久しぶりに会った僕のことなんて思い出してくれるわけもないだろうけれど、
ただただ、カンジンがまた日本でプレーしてくれることがなんだか嬉しくてね。
大声で名前を呼ぶと、とまどいながらも手を上げて応えてくれた。
そして翌日。母を連れて指宿へ。
途中、指宿近くのそーめん流しに寄って。
冬だからやっていないかなって思ったら、町営のそーめん流し屋は営業していた。
そーめん食べて、指宿のいわさきホテルへ、名古屋グランパスのキャンプを見に行った。
鹿児島市からほど遠いにも関わらず、ギャラリーは思いの外多く、
ギャラリーの中には地元の女子中学生とかも多くて、少し驚いた。
もちろん数は少ないけれど、名古屋のサポーターの方々もいらして、
彼等や彼等家族のグランパスを応援する熱い気持ちもとても感じた。
僕はといえば、ヴェルディから名古屋へ移籍した選手のことが気になっていたのだ。
ずっとヴェルディにいて、初めての移籍。
着ている練習着も変わるし、周りのスタッフだって環境だって変わる。
いろんな意味で自分を取り巻く環境ががらっと変わったわけだし、
なんとなく彼への想いもあり、気持ちの面でほっておけなかったし、
見に行きたかったのだ。
まぁ、彼は彼で相変わらず元気だった。安堵した。大丈夫だって。
旅の収穫だった。ほっとした。
練習試合を観ながら、ついつい応援してた。
でかいディフェンスの選手たち。そして巻の若くていい笑顔。
つい、名古屋いいな〜って思った。
東京へ帰る日、たまたま鹿児島空港で名古屋へ帰るグランパスの選手たちと出会した。
ついついケネディを呼び止めて英語で写真撮らせてくださいってお願いした。
笑顔で応えてくれた。
増川選手が某キーパーを探していた。
増川選手はケータイで彼に電話していた。
某キーパーさんがたまたま搭乗ゲートから入ってきた姿が見えたから、
ゲートの方を指さして、「あそこにいますよ」って教えてあげた。
名古屋支社へ異動になったら練習も試合もいつも観に行き応援するだろうけれど、
僕ら家族は東京で暮らしている。
息子が生まれた時に、
僕らの暮らす街のクラブを応援しようって心に決めて、
それから僕はヴェルディを応援しはじめた。
僕ら家族がヴェルディを応援するようになって初めて出会ったのが某キーパー。
坊主頭でういういしく若々しかった彼だった。
彼の戦う姿を見ながら息子は言葉を話すくらいに成長し、
スタジアムではいつも「がんばれ〜」って彼の名前を叫んでいた。
とはいえ選手の移籍なんて当たり前なことだし、
息子が幼稚園のころなんて、エムボマの移籍で泣いてたけれど、
今年、僕と息子が応援する選手の移籍が決まった時には、
ふたりして笑顔だった。
小僧は「いいチームへ行けてよかったね。」って。
どんだけ好きなんだよっ!?(笑)
応援し続けていた大好きな選手が移籍したことは心の中に大きな穴となったけれど、
でも僕らは東京で暮らしているし、やっぱヴェルディしかなくて、
ヴェルディの試合がない時間帯ではスカパー!で気にして名古屋の試合を応援するけれど、
やはり僕らはヴェルディしかなくて、これはどうしょうもない。
なんだかキーパーが好きで、
今のヴェルディの柴崎キーパー、そして鈴木キーパーのことが気になり、
特にシバさんなんて、いろんなチームへレンタル移籍しながらもまたヴェルディへ戻ってきてくれて、サポーターとしては心から応援したくなる選手。
人それぞれ応援する気持ちはあるとおもうけれど、
やっぱ、練習場へ通い目の前で頑張っている選手たちを見ていると、
ついつい応援する気持ちも熱くなる。
ヴェルディの練習場へ通える場所で暮らせてよかったって思います。
最近なかなか行けなくて寂しいけれどね。
息子と二人して同じチームをスタジアムで応援できる幸せって、
親としてはかけがいのない心からの幸せだし、
勝った負けたで二人して同じ気持ちで泣いたり笑ったりできることは嬉しいことです。
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- 事務局に通報しました。
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