エースの力
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coek
2008年09月16日 00:12 visibility65
前の日記の続きです。
ホークスに2連勝で迎えた3戦目。今日勝てば、CS争いでまずホークスに大打撃を与えることができます。
先発は唐川くん。久々に見て気がつきましたが、外野席から見ても、春先に比べて体が一回り大きくなっていることに気がつきました。プロ野球選手の体になってきているようです。これは、今日は、期待できるかな。。と思いましたが。フォームの改造がどうも上手くいっていないように見えました。
デビュー時のゆったりとしたフォームのときのような、不用意に高めに浮く球はだいぶ減りました。ゆったりとしたままで、走られ放題だったセットとクイックも、動き自体は良くなったように見えましたが、高校時代からの、ゆったりとしたフォームからくりだされる、伸びのあるストレートと切れまくりのスライダー、大きく割れるスローカーブが、全部普通の球になっているように見えました。ソフトバンク打線にも見切られている感じでした。
「球を(低く)抑えて腕が気持ち良く振れないくらいなら、しっかり振って浮いた方がいい」的なコメントを春先にしていましたが、やはりそれではプロでは通用せず、今は試行錯誤しているんだと思います。
今の方向性は、間違っているように感じます。唐川が持つ魅力が失われています。早い時期に使っている弊害かもしれませんが、頭のいい選手だと思うので、このまま埋もれていく心配はないと思います。全てが、よい経験になってくれると信じています。
試合は、今日も点の取り合い。取られては取り返し、どちらも一歩も引かない展開。今日も投手を8回までの7人つぎ込む総力戦。。
7回8回で4点とられて、同点に追いつかれて、その裏の8回裏が簡単に3凡に終わり、流れがソフトバンクに傾いた9回表、リリーフカーにのって登場した8人目の投手は、エース清水直行でした。
球場の空気が一変しました。フィールドもスタンドも「今日は絶対に勝たないといけない特別な試合なんだ」と改めて気づかされました。先発ローテをいじったりすることを、基本的にしないタイプの監督なだけに、余計に衝撃的でした。私は両腕に鳥肌が立っていました。
エースは、ヒット2本打たれてピンチを招きますが、きっちりと9回表を0点に抑えました。球場には、直行コールが響きます。
そして、その裏守備固めで途中出場していた、大塚明のサヨナラヒットで3連勝をかざりました!
直行を使ったことは、本当にギャンブルだと思います。成功したからいいものの、これで負けた場合のショックは計り知れませんでした。チームとしても、エースとしても。
この3試合は、3試合とも素晴らしいゲームでした。ロッチは3日で延べ20人の投手をつぎ込む総力戦。連戦は残り9試合続きます。
西武のマジックが8になってしまいました。
数字の上での優勝の可能性は、まだ残っているんだか、実はもう優勝の可能性がないのかよくわかんなくなってますが、西武の残り14試合のうち5試合がロッテなので、全部勝てばまだ可能性があるような気がしています。
明日からの3連戦を落とせば、そんな妄言もいえなくなってしまいます。
清水を今日使ってしまったことで、3連戦の3戦目の先発どうするんだかわかりませんが、3位狙いで捨てにいくことだけはしてほしくない。最後の最後まで優勝だけを目指して戦ってくれると信じています。
最後にどうでも良い話ですが、今日はそんな緊迫したゲームの、試合前にSECOMとキャラクターたちの寸劇があったのですが、スタンドの空気とのギャップが大きすぎて、おかしかったです。
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- 事務局に通報しました。
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