大学ラグビーの関東学院大が2部リーグ降格

大学ラグビーで、新興チームから一時期は名門の一角に躍りでていた関東学院大が、2部リーグへの降格が決まった。

かつては、ラグビーの全国大学選手権を6度制覇している関東学院大。

今季も成績不振、下位に低迷し、関東リーグ戦の1、2部入れ替え戦に廻された。

2部リーグ1位の立正大と対戦するも、17-40で敗れた。

この結果、31シーズンぶりとなる2部降格が決まった。

関東学院大は試合開始直後、前半1分に先制トライを許し、その後も守勢に回り、前半だけで5トライを奪われ0-35で折り返し。
かつての勢いはまったく見えなかった。

後半に3トライを返したが、前半の失点が響き、敗退。

関東学院大は1983年に1部昇格。

97年に大学選手権で初優勝。

以降2006年まで10シーズン連続で決勝進出を果たすなど黄金期を築いた。

しかし、2007年の部員による大麻事件をきっかけに、主力が退部、活動停止期間を経て、名指導者の春口監督も辞任、以降実績ある選手の入学も極端に減り、低迷しつづけていた。

(一昨年から、春口氏が部長(総監督)として指導者に復帰したが、健康上の問題等から、積極的な指導はされていないという。)


そして今年、とうとう1部リーグを去ることとなった。

建て直しをはかり、またいつか、しっかりとしたチームで、1部リーグに戻ってきてもらいたいものだ。

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