
CSクリンチナンバー(略称・CSクリンチ)登場
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そらまめ
2010年08月11日 09:25 visibility776
共同通信社が昨年まで配信していたクライマックスシリーズ(CS)への進出の目安となる数字「クライマックスマジック」。
この数字の算出手法は、同シリーズが始まる前のリーグ優勝まであと何試合かとした優勝へのマジックナンバーの考え方を基にしたものであった。
そのため、各チームの残り試合の全パターンをシミュレーションする必要が生じ、最小の勝数が計算できないなど、システム的に困難が生じ、CS出場権の目安の数字としては相応しいものではないと指摘されていた。
このため、同社は、各チームがCS進出まで何勝が必要かを示す数字として、CS出場権確保の最小勝数を求めるための新たな手法としての開発を、情報・システム研究機構、統計数理研究所とともに研究し、新たな手法を編み出したという。
所謂、最適化手法を用いて、計算の必要のないパターンを排除することによって、短時間で最小数を計算することが可能となったそうだ。
7月28日にこの計算方法を特許申請し、CSクリンチナンバー(略称・CSクリンチ)」と名づけて8月10日から配信を開始している。
クリンチには「決着をつける」という意味があり、米大リーグでは優勝やプレーオフ進出決定までの目安の数字を「クリンチナンバー」と呼んでいるそうだ。
今後はこの数字が、プロ野球の状況を賑わせることになりそうだ。
ちなみに、昨日10日の試合結果を踏まえたCSクリンチは・・・。
セ・リーグ
読売 30
阪神 33
パ・リーグ
西武 27
ソフトバンク 28
CSクリンチは、3位以内確定まであと何勝が必要かを示す数字。
「0」になるとCS進出決定。
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