夏の高校野球で復興への励まし

8月7日に開幕する全国高校野球選手権大会。

全ての代表が決まりつつある。

そんな中で、開会式の入場先導者と、開幕始球式を務める者が発表された。

昨夏に豪雨に襲われ、現在も復興に向けて懸命になっている兵庫県佐用町。

同町の佐用高校の主将、西田直矢さんが先導役。

今年、口蹄疫被害に見舞われ、ようやく復興へ動き出した宮崎県。

開幕始球式には、同県を代表して高鍋農業高校主将の田村栄二さんが務めることになったそうだ。

どちらも大きな自然災害に見舞われたが、その復興への励ましとして両校から選ばれたのだそうだ。

現在もゲリラ豪雨や過去の震災などの影響で、報道されないながらも、見えないところで災害との戦いや復興への努力を重ねている地域が多数ある。

きっとそんな皆さんへの励ましにもなってくれるだろう。

ある意味、こう言った大会を、その開催期間を通して、募金を募ったりするなど、災害などと戦う国民への復興へのチャリティ強化期間に位置づけてもいいのではないのだろうか？

8月7日から開幕する全国高校野球選手権大会。

球児たちの爽やかなプレーはきっとまた感動をもたらしてくれるだろう。