触れ込みはカリブの豪腕だが・・・・

アッチソンが退団してしまった阪神。

紙上では、早くも新外国人候補のニュースが・・・

破壊力抜群の160キロを期待できる超剛腕、ツインズのジョアン・モリーヨ投手だとか。

まだ26歳という若さで、剛速球にチャンジアップとカットボール。

魅力十分のドミニカンらしい。

活躍の場を求めて、自らも日本、そして阪神にも売り込みを行っているらしいそうだ。

ではなぜメジャーで通用せず、残れないのか・・・・

モリーヨ投手の経歴は・・・

2006年にロッキーズでメジャーデビュー。

2009年ツインズへ移籍。

メジャーでの実績は、通算4年間で9試合、0勝0敗、防御率13.50。

2009年のツインズの3Aでの成績は、46試合に登板。

6勝6敗19セーブ。

3A通算では、3年間で105試合に登板、計40セーブ

本当に豪腕として期待できる投手なのかな。

速球は常時150キロを超えると言われ、剛速球とういう触込みだが、安定した制球力が無く、既にメジャーでは通用しないとの判断が下されているらしい。

メジャーは無理だが、素材を考えれば伸びしろは十分。

制球力次第で、日本で大化けの可能性を秘めているとも伝えられている。

これじゃ、2008年途中入団して、今季退団したリーソップの獲得のときの情報と同じじゃないか。

制球力・・・

メジャーで通用しない制球力・・・

リーソップは、剛速球を投げられることから、メジャーデビュー後に野手から投手に転向した変り種、制球力が整えば大化けするとの触れ込みで阪神に入団した。

結局、制球力不足が解消せず、2軍でも登板機会がなかなか与えられず、おまけに練習中に故障までしてしまう始末だった。

選球眼がメジャーより上であると思える日本野球に対して、制球力の無い豪腕が入団してもなぁ・・・

せめて読売のクルーン程度の制球力を期待できる投手なら・・・・

と私は思うが、どうなのだろう。

リーソップの繰り返しだけは避けたい。

伝えられるところによると、モリーヨ投手は、中継ぎタイプの投手らしく、アッチソンにもタイプは似ているとも言われている。

今の阪神は、先発も中継ぎもどちらかというと手薄気味。

同投手を、ジェフ、アッチソンの後継の中継ぎの新戦力として、調査しているらしいが・・・

確かに、ジェフ、アッチソンもメジャーでの成績は目立つものではなかった。

しかし、それなりの制球力を持ち合わせていたからこそ、日本でも通用できたんだと思う。

城島を獲得できた阪神にとって、2010年のV奪還の条件は、やはりまずは投手力の整備。

そのためにドラフトでも二神、藤原を指名した。

しかし、新人に全てを託すことは出来ない。

助っ人投手の獲得は、阪神にとって必須であることは間違いない。

しかし、その外国人選手がきちんと日本の野球に通用できるかどうかの判断が不足気味のタイガース。

モリーヨ投手やこれから獲得しようとする外国人選手の獲得に向けては、焦らず慎重に、そして密かに調査を重ねて、絞り込んでほしい。

個人的希望としては、まずは先発完投型で二桁勝てる投手を目指してもらいたいのだが・・・

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