皇子山のオープン戦で投手の明暗を見た

滋賀の皇子山で開催されたオープン戦。
今回は、投手の明暗を見たような気がする。
二桁勝利と、多くの完投勝ちを期待されている金村暁投手が先発投手に名を連ねていた。
しかし、試合直前で、ブルペンでの投球練習中に右太もも裏に違和感を感じ、急遽登板を回避したという。
この時期の故障は非情に痛い・・・
単なる軽症で在ってほしいところだ。
代わって緊急先発登板したのが、玉置隆投手。
緊急登板の影響なのか、初回、立ち上がりこそ制球を乱したがこれは仕方あるまい。
２回、３回をキチンと３人で討ち取ったことを評価してあげたい。
オープン戦では、バックに足をとられたり、緊急登板を命ぜられたりしながらも比較的好投している玉置。
キチンとしたチャンスを与えてやって欲しいな。

そして、前回好投して、今年こそやってくれるかなと期待していた杉山直久投手。
今回は４イニングで９９球、４四球で５失点。
うーん・・・
思わずため息だ。
そろそろローテの一角に固定されないといけない立場の杉山。
なぜ安定したピッチングが続かないんだろう。
これでは、なかなか首脳陣も評価しづらいのではないだろうか。
阿部は、１人に四球を与えたが、なんとか１回を四人で、金村大は、昨年まで一度も経験の無かった１軍の舞台を経験させてもらっているという感じだろうか。
サードゴロエラーをきっかけに崩れたが、１失点。
成長するためにはまだまだいろん舞台を経験しないとなぁ。

タイガースオープン戦連敗中。
今回は主力がいなかったとは言え、やはり勝ち癖もつけつつ、調整をしてほしい。

しかし金村暁。
大丈夫なのだろうか・・・・

西 100 002 301=7
神 101 000 200=4
[投手]
（西武）
岸-大沼-星野-岩崎
（阪神）
玉置-杉山-阿部-金村大
[勝ち投手]
大沼 1勝
[負け投手]
杉山 1敗
[セーブ]
岩崎 1S
[本塁打]
（西武）
ブラゼル２号ソロ