復活の道に前進!前川勝彦元投手

ちょうど1年ほど前、昨年1月に道路交通法違反等で、オリックスを解雇された前川勝彦元投手。
裁判の後も「僕には野球しかない」と野球の継続と復活を誓い、最近ではドミニカ共和国のウインターリーグに参加していた。
その前川元投手は、ドミニカでの好投が評価され、一時はカージナルスとのマイナー契約で大筋合意。
しかし、前川が起こした「無免許ひき逃げ事件」に関するカージナルスの所有文書の中で「飲酒運転だった」との事実誤認があり、契約書へのサイン直前の先月末の土壇場で契約が決裂となっていたそうだ。
だが、昨年まで日本ハム監督であったロイヤルズのトレイ・ヒルマン監督が、チームに計算できる投手がいない状況を嘆き、左腕でもあり先発と中継ぎの両方で使えるその前川に目をつけ白羽の矢を立てたそうだ。
そして、カージナルスから一転、ロイヤルズとマイナー契約で大筋合意となったらしい。
前川は、2月中旬からロイヤルズの招待キャンプで、野茂と共にメジャー挑戦とマイナーの生き残りをかけることになる。
あの事件で自ら日本球界での活躍の場を失った前川、野球を諦めきれず、その反省を踏まえ、自ら違う働き場所を勝ち取ろうと果敢なチャレンジをした。
その蕾が開花するのかどうか、見ものである。

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