早実、斎藤佑樹投手

今夏の全国高校野球選手権大会で初優勝した早稲田実業高のエース斎藤佑樹投手。
その進路の行き先に注目を受けていたところであるが、記者会見を行って、大学進学の希望を発表したそうだ。
最速１４９キロのストレートやスライダーを武器に、この夏に大きく本格派投手に成長した彼ではあるが、私の思いとしては正しい選択をしたんじゃないかと考える。
日本野球の最高峰であるプロの世界からも、突然の注目を注がれた逸材ではあるが、春の大会では目立たない存在だった彼が、この夏に急成長を遂げた。
その成長力をプロで見たい気もしないでもないが、今すぐにプロに飛び込むよりも、大学野球というひとつ高いレベルの中で活躍してからでも決して遅くは無いと思う。
利発そうな感じもするし、野球のレベルと一緒に大学でますます人間性も高めてほしい。
おそらく、大学は早稲田実高の係属校である早稲田大学への進学するのだろう。
来年の神宮の杜での早稲田の戦いがなんとなく楽しみになってきた。
４年間、大学で揉まれ、即戦力としてプロに入団し、大活躍することに期待したい。
欲を言えば、岡田、鳥谷といった先輩のいる我が阪神で、２０１１年の優勝の戦力になってほしい。
がんばれ斎藤。がんばれハンカチ王子「佑ちゃん」