
歴史に残る惨めな経験
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たけさん
2011年07月24日 17:01 visibility31
昨日は早朝から着付けをお願いして 7:25に家を出ました
「時間が無い!」と慌てていても ちゃんと写真を撮ってもらいました
20年前に 誂えていた唯一の夏の着物
太ってきましたが何とか着れました
品の良い水色の絽の一つ紋
夏の袋帯など 嫁入りの時にも持参していませんから 名古屋帯で、、、、
たまたま母の夏帯の中で 麻で藍染の帯があったので
「まあ 無地の着物に締めてもそう抵抗は無かろう、、、」と着付けの方が判断されまして
体型と言い年恰好と言い 見た目は立派な おっ師匠はん です [d230]
三味線下げて 袋も提げて、、、もう 死にもの狂いで阪急西宮北口へ
汗だくでしたわ
前もって頂いていた
この 首からぶら下げるヤツ(失礼)を提示して 何とか会場に入れましたわ
昨日は 演奏の良し悪し以前の問題でショックを受ける やら 落ち込む やら
先生も弟子の我々3人も グッタリと疲れてしまい
解散後に いつもなら
「お茶でも如何?」と言って頂くのに 昨日はそのまま真っ直ぐ帰路に就きました
アマチュアの我々が あんな立派な舞台に立つこと自体がおかしな事ですし
他のお琴の社中は 文字通り プロ ですから
比較、、、と言う点でも情けなかったわ [d138]
もう先生から声をかけては頂かないとは思いますが もしお声が掛かってもお断りした方が良さそうです
幕の無い円形の舞台 コロシアム(?)のようなすり鉢形の客席
これだけで気持ちが変になってしまって
日ごろなら 私みたいな素人でも意識してチェックする事
これを忘れた為に 次々に失敗が生じて、、、、ああ情けない事です
思い出しても涙が出そう [d138]
でも、、、今度は10月2日の我々の会です
切り替えて行かなくてわ ね [d145]
先輩方の「摘み草」は10:30からリハーサル
控え室でお琴の調弦が始まりました
これって 結構難しい
低音と高音の調弦がうまく行っていないと不協和音になりますものね
リハーサル前の緊張の時
お二人の気持ちが伝わってきます
リハーサル中 先生はお二人へのアドバイスの為に舞台の方ですし
私一人で控え室
リハーサルも終わり 12:00の開演までに腹ごしらえ
見てください
素人の私も「先生」ですよ [d227]
ペットボトルのお茶にも名前が張ってあって やはり「先生」
嬉しくなって写真を撮りました
私はプログラム2番目
12:11頃に「八千代獅子」の三味線で 先ず大失敗を一発 やらかしました [d156]
演奏前の 三味線の糸の調節がうまく行ってなくて
演奏中に一の糸の音が変 [d276]
パニクッて スカ撥(撥が糸に当たらない つまり音が出ない)の連続
あとで先生からヤンワリと「三味線の心得」を注意されました
(未熟な者をつれて出られるのだから 最後のチェックは先生にお願いしたいんだけど)
と 心の中で 反省半分言い訳半分 の 困った生徒です
次は 最後から三番目の「新浮船」ですので 3時間ほど何もしないで控え室
下のモニターは 先生の三味線 Tさんのお琴 で「水の玉」
九州系の曲で珍しい作品です
この演奏のみ「失敗の無い演奏」でした [d223]
「新浮船」では 演奏開始直前に信じられない事件が起きて、、、、、、
三者の音が合っていない、、、と先生が驚かれ
舞台の上で 慌てて修正して
スタートしたのは良いけれど 途中で止まって
やり直し
音の高さをまたまた修正
おそらく最初の調弦で良かったのだと思う
何故あんな風になったのかは今もハッキリしないけれど
(普通なら 楽屋で尺八とお琴が音を合わせ そのお琴から三味線が音を貰います 昨日は尽くそれが無かった 今でもそれが不思議で仕方が無い私)
とにかくナーバスになっておられたんだろうなぁ(誰が?!)(さあ?!)
格好悪かったけれど
やり直した時は
かえって開き直れて 怖いもん無し で
いつものお稽古と同じ様に(失敗は幾つも幾つも有ったけれど)
良い気分の19分間 でした
歌ったもんね 大声で [d140]
共演の尺八のM山さんにはご迷惑をお掛けしましたが
うちの先生とは長い付き合いですし
温厚なお人柄の方で
この事で ぐ~~~~んと親しくなっちゃって
打ち上げの時には
「僕は 先生と社中の皆さんが大好きで この社中の雰囲気が大好きで、、、」
と
「私達もM山さんが大好き!」
で 握手しちゃったりしました
うちの社中は おっとりとした一門で 良く言えば上品なのですが
言い方を変えれば 少し大人し過ぎるのです
そんな中
私は少々オッチョコチョイですから 多少雰囲気は盛り上げられます です ハイ
打ち上げは 西宮北口駅の直ぐ傍の「豆すけ」というヘルシーな居酒屋
ショックで「悪酔いしそう」なんて言ってましたが 尺八の皆さんと盛り上がって
ビールを次から次へと注いで頂いたものですから
良い気分になりました
でも、、、でも、、、、こんな酷い舞台は初めてで、、、、、
近鉄大久保で下車して 本屋さんに支払いをして タクシーで帰宅しました
自棄酒 ではなく 自棄タクシー
運転手さんから話し掛けてくれたので 一日有った事を吐き出したら
「良い趣味ですヤン 頑張んなはれ!」って励まされちゃって
960円だったんだけど 1000円札を出して
「お釣りは結構です ありがとう!」(たった40円で恥ずかしかったけど)
玄関に着いたら
9時25分でした
自分の失敗談を ようもここまで長々と書くもんだ [d276]
切り替えて!! 今夜のサンガを応援しよう!!!!!!
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- 事務局に通報しました。
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