
「ゆき」まで
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たけさん
2011年10月04日 00:08 visibility48
4曲目の 「楫枕」
これも 情けない状況
何しろ 私を両脇から支えるようにして三味線を弾く Aさん二人は
私みたいに三味線のお稽古を挫折する事無く ずっと続けてこられて
この「楫枕」は 十八番でも有ります
何度も舞台で弾いておられます
私は お琴の経験は多少ありますが
三味線は今回初めて です
未完成のまま 舞台に立ち
案の定 何箇所か弾けませんでした [d223] [d138]
「楫枕」は
そんなに大きくない曲ですが
なかなか手強い「名曲」で
昔 カルチャーでお琴を習っている時 ふと言ってしまった事があります
「この曲 素直じゃあない」って
後ろに居られたS先生と目が合っちゃって
S先生 (ギョッ!)
そんな感じ
(しまった! 大先生の前で 何ちゅう事を口走ったんだ 私は)
と背筋がゾクゾクっとしました
で
S先生「そうとも言えますなぁ」
そして その直後 S先生と私は 同時にこう言ったんですわ [d223]
今から考えたら 何と恐ろしい [d223] [d231] [d232] [d234] [d276]
大名人が まさか自分の後ろに居られると気付かなかったとは言え
よくも あんなことを口走ったものだ
まあ ともかく 難しい曲ではあります
手が(技法)が いわゆる古典に比べて「フェイント」が多い、、、と言いますか
その分 聴いている方は楽しい
そんな曲だと思います
まあ 何とか4曲が終って
私には2曲の休みが有りまして いよいよ終曲の 「ゆき」です
前にも書いたように 未熟な我々が こんな名曲を演奏するなんて事
「とんでもない!」と批判する人は多かったと思います
序曲 「すりばち」のメンバーから
三味線前列の8名 が 終曲「ゆき」を弾きました
前に お琴のT先生と 尺八のM先生が座られ
お二人を囲むように 我々8名が座りました
T先生の夢だったんですって
こんな形で S先生を偲んで S先生に聴いて頂きたい、、、、
だから 昨日は
S先生を偲びながら 我々の身の丈に合った「ゆき」を演奏したつもりです
客席から聴いていた皆は
「とっても良かった 私も早く習いたい!」と言ってくれました
そんなこんなで 本当にいい感じの「おさらい会」をする事が出来ました
あとは 「打ち上げ」 だ~~~~~い(またまた 勝手に つづく)
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- 事務局に通報しました。
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