しかし何ですね

凄い先輩のSさんは別格で、言ってみれば「お稽古に来られる事が目的」で実力は度外視して付き合っている84歳のおば様。

滅茶苦茶プライドが高い方で、付き合い方にコツがある。

でも、彼女が隣で三味線を弾かれるときは、

今日なんかの場合、隣で三本の糸を弾いて私の顔を見るでしょう


私が「三の音が低いね」と言ったら

私の顔を見ながら糸巻きを巻いて音を上げようとしますがなかなか上がらない。

私が「もっと上げて」

「もっと」

と何度言ったかな、

ようやくその音になった時に

「その音です」と言う私にSさんはニッコリ!


やはり先輩のUさんも、経験は私より遥かに長いが耳に自信が無いらしい


私と目が合うと
「この音おかしいなぁ?どうえ?」と聞かれることがよくある

最近は私から「ちょっと低いんじゃあないの?」とも言えるようになった。

弾きながら糸を巻いて行き

「ここやな?」
「そうやね。良いと思うよ!」



それが当たり前の事になっていたんだよなあ。


騒動の時に、事の一部始終を見ていたOさんの感想は

「Fさんて結構言いたい事を言うてはりましたね。プライドが高い方やわ!これからは隣に座らないことですね」


成る程!


でも何でっせ、三味線を受講している人で、自分で調弦出来るのは七人の内三人だけかも。

キャリアの浅いWさんは控え目だけど恐らく音が分かると思う。
あとA先輩と私。

先生も大変だなぁ!

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