海龍王寺(三番目のお寺)

法華寺を後にして

 

またまた住宅地を歩き

海龍王寺に着きました

 

「ここです」と先生に言われて左を向いた私は

「オッ!」と声を上げました

だって、、、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 












見てぇ!

この山門!

 

朽ち果てて、、、、なんて失礼な事は言えませんが

 

見事に「非観光寺」ではありませんか!

 












ずっと奥の方に小さな門が見えます

 

 












山門の横には 龍の絵馬が

 












改めて またまた しげしげと門を見てしまった私 [d136]

 












先生を先頭に奥へと進みます

 












土塀がアートしてます[d136]

 












山門も土塀も室町時代の物なんですって

 

さすが!

 












進んで行きまして

 

 

 

 

こんな小さな門を潜るんです












ここで 御朱印張への記帳をお願いしておくんです

 

 

 












ここが本堂

 












先生が 前もって管長(肩書は分かりません)にお願いして下さっていましたから

肉声で このお寺の歴史や十一面観音像の解説をして下さいました

まだ若い方で 

やはり 素朴な感じの方でした

 

ここも 光明皇后所縁のお寺らしいです

 

光明皇后のお父さん 藤原不比等 と言う人の当時の権力の凄さ、、、この辺り一帯が邸宅なんですものね 凄いわ!

 

玄と言う唐の僧が 唐から日本へ渡って来る時に嵐に遭い

「海龍王経」というお経を唱えて救われた

と言う言い伝えがあるそうです

 

ですから 遣唐使として海を渡る人達が航海の無事を願ってお参りしたんだそうですよ

 

明治以降は無住の状態が続いて荒廃していたが 

昭和28年に住職が着任し修復等が進んでいるんですって

 

十一面観音像は 現在 未だ 重要文化財 だからか

実物が かなり近寄って見られます

ラッキー[d136]

厨子の前に

「近寄ってご覧ください」と言った感じの張り紙がしてあるのには感激しましたし

http://www.google.co.jp/imgres?q=海龍王寺+十一面観音&hl=ja&sa=X&tbo=d&rlz=1T4FTJB_jaJP501JP502&biw=964&bih=445&tbm=isch&tbnid=BzbOj3qP4eZT0M:&imgrefurl=http://www.kairyuouji.jp/treasure/index.html&docid=zswGRC51tBNT7M&imgurl=http://www.kairyuouji.jp/img/treasure/p1_p01.jpg&w=242&h=460&ei=SeoBUcyfAojQmAXowYC4CA&zoom=1&iact=rc&dur=205&sig=105529363850063802962&page=1&tbnh=151&tbnw=80&start=0&ndsp=14&ved=1t:429,r:1,s:0,i:83&tx=51&ty=93

我々が近づくと 床が揺れるのか

観音様のネックレスなんかが かすかに動くんですよ

 

違った意味で感激しました

 

それから、、、実にいいお顔なんですわ[d136][d136][d136]

鎌倉時代の作らしい

 

鎌倉仏像ファンとしては 感激!

 

 












こちらには 国宝の「五重小塔」が納められています

 

 












本堂の向かい側に位置する この場所は

 

江戸時代まで 半分は池だったそうです

向こう側の 地面の色が違っている部分が池だったのでしょう

 

その池から上って行く龍をイメージして植えられた松

とか言われている松が左右に延びてますでしょう

 

 

それから

本堂の中に 青いガラスの器が円を作って並べてありました

流石に 本堂は撮影禁止ですから撮れなかったんですが

毎年 海の安全を願ってご祈祷されるそうで

見てみますと

 

沖縄や北海道や、、、地名を書いた紙が青い器の横に貼ってあります

その土地の海の水を青いガラスの器に入れてご祈祷されるんだ

 

一昨年の3・11の震災後には 東日本の海の水も並べてご祈祷されたんだそうです

 

このお寺は お勧めです[d136]

 

 

 

おまけ

 

住職が親交のあるイラストレーターのみうらじゅんより「イケてる住職」という意味である「イケ住」の称号をつけられ、雑誌などでは「イケ住」と紹介されるケースがある。(関西SAVVY 2003年11月号「はじめまして奈良」)

モデルで仏像に詳しいはなが、2010年1月11日の朝日新聞東京版 ~奈良大和路 秘宝・秘仏特別開帳~ において、十一面観音菩薩立像と境内の雰囲気を「お気に入り」として挙げている。

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