
「これをやりたい!」と思わせる要因は何?
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たけさん
2013年03月17日 09:21 visibility184
昨日 先生からメールが届き
今年演奏する曲についてお知らせがありました
三味線は 「新娘道成寺」と「若菜」と「けしの花」の3曲
お琴は 「玉の台」
4曲、、、、ウッヒョー!助かる!
「けしの花」は
昔 S先生に半年師事して真面目にお稽古したからか
先日のカルチャーで 先生について弾いたら
結構完成度が高かった
だから 私にこの曲を振って下さったんだろうね
小曲で 私にはこれ位がちょうど良い
「若菜」は 数年前にちょっと頑張った事も有ったし
好きな曲だから
これも ちょっぴり ウッヒョー!
6月には奨励会でこの曲を弾く予定だし
おさらい会と奨励会の両方の練習になるから一石二鳥、、、かな
「新娘道成寺」は練習をやりかけていた曲
「笹の露」を急きょ入れたので休んでいましたが
「笹の露」は私には無理と思われたのでしょう きっと
「新娘道成寺」は
結構難易度は高いけれど 雰囲気としては「面白い」と思う
人気の高い理由が何となく肌で感じられるから
一頑張りしてみようと思わせる曲
問題は「玉の台」のお琴
ずっと昔にカルチャーで半年習って
新年会か浴衣会で大勢で弾いた記憶があるが
先生は「昔はあまり好きになれなかった」と仰るし
今この曲をやっている友人のHさんは
「メチャクチャ難しい」とぼやき続けているし、、、、
昨夜 恐る恐る楽譜を開いてS先生のCDに合わせて弾いてみた
ひゃ~~~~エエやん [d136][d136][d136]
確かに 掛け押しやら 厄介な個所が何か所か有るけれど
私 この曲 好きだわ [d136]
昔 これをカルチャーで習った時
「良い曲だなぁ!」って思った記憶あり
エレガント、、、上品、、、しっとりとして、、、美しい、、、、
弾いてみたら
昔感じた通りの 実に良い曲なんです!
今習っている「笹の露」は確かに良い曲なんだけど 未だ好きになる所まで行ってませんし
第一 雰囲気が違うんだね
それに 楽譜が 笹の露(11枚) 玉の台(7枚)
断然短いんです!!!
でも、、、S先生の演奏は「玉の台」で19分も掛かります
そうか、前歌の部分なんか 楽譜1枚半に7分50秒も費やしてある
後歌は4分15秒
ゆっくりだから 私の腕に合うんだわ
昨夜は二回も弾いてしまった
あとで1時間もお琴の前に座っていたことに気付いて
思いましたね
好きな事なら
人に言われなくても
自分からやろうと思う
スポーツでも読書でも勉強でも
何でも同じではないかな
「面白い」「楽しい」と思わせれば
子供(大人でも)は 言われなくてもやると思う
この曲を聴衆に「退屈」と思わせるか「良い曲だなぁ」と思わせるかは
演奏に掛かっているんでしょうね
http://www.youtube.com/watch?v=NKTCouTyg7c
以下は「玉の台」の解説です
お暇な方はどうぞ
遊女の想い、、、だそうですよ
↓
〔歌 詞〕 (1)玉の台(うてな)も恋ひ慕ふ(2)涙川。(3)わが身沈めて逢う瀬のあるなら、恋に(4)やんさすてばや、
恋は(5)仇なものな。ひと(6)村雨に立ち寄る(7)宿の名残りは悲しきに、ましてやこれは
(8)浅からぬ契あるに。(9)差さんせ盃を、飲まふ(10)ささを。
(1)珠玉をちりばめた高楼、ここでは揚屋。 (2)涙のたくさん流れるのを川にたとえていう。 (3)わが身を川に
沈めても。 (4)いっそこの身を捨てようか。 (5)いたずら者。 (6)ひとしきりずつ降り過ぎる雨、にわか雨。
(7)一夜の契。 (8)深い契。 (9)盃を私にさして下さい。 (10)酒を呑もうではありませんか。
〔口語訳〕
(*1)揚屋というところは、恋する者にとって、思う人に逢っても涙、揚屋に行かれなくても(招かれなくて)
涙の場所である。わが身を川に沈めれば逢う瀬ができるものならば、いっそこの身を捨ててもよい。
恋とはいろいろなことをかんがえさせるいたずら者である。にわか雨に軒先を借りたことから、一夜の
契を結び、翌朝の(*2)きぬぎぬの別れでも悲しいのに、ましてやお互いに深い関係にあるものだもの、
きょうの別れはいかにもわびしい。わたしに盃をさして下さい。二人で飲もうではありませんか。
酒は呑むためのものですもの。
(*1)揚屋を高楼(玉の台)に擬している。
(*2)きぬ(衣)は着物類の一般称で、後に絹を指した呼称となった。きぬぎは「衣々」、「後朝」とも書く。
男女が共に寝た翌朝、各自の着物を着て別れること、または男女が共に寝た翌朝をいう。
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