昨日は大津

昨日は１１時頃の電車で出まして

桃山からＯさんが乗り込んで来まして

大津京駅下車（旧西大津駅）

そこで　雄琴のＳさんと合流し

小野から車で来られたＵさんに乗せて貰って行って来ました

四人は手織り教室の仲間です

先輩のＭさんが喜寿を記念して書道展をされているので

四人で見せて貰って来たのです

会場は小高い所に在りました

歴史博物館って言いましたっけ？

市役所などが近くにある所

（高橋君もこの辺りで育ったんだろうか？）

何て思いましたよ

建物のロビーからの眺め　

琵琶湖の向こうの方は　草津や守山なんだ

近江富士も見えます

入り口でご本人にあって挨拶して

小柄なシニアなのに

いつもこんな感じ

力強い作品の数々

向かって右が「黒い雨」

広島の原爆投下直後の黒い雨は有名

向かって左が「白い雨」　　　　　　　　　　　　　　　　　

一昨年の　福島の３月１２日

混乱の中　双葉町の町長が白い牡丹雪が降る中

町民の避難に奔走された様子

Ｍさんは

長年に渡って福祉の仕事に就いておられて

特に障害児教育に携わって来られた

彼女の書は

いつも　「命」　に　拘っておられると思います

向かって右から　「祈」　「命」　「鎮魂」

「命」は

広島の原爆投下直後

避難所で産気づいた女性のお産を手伝って

その直後に無くなった助産婦（看護師？）のエピソード

「生ましめんかな」だったかな？

一昨年の東北の地震と津波

それ以来　ずっと続いている福島第一の原発事故の不安

太平洋戦争下の広島長崎の原爆被害も含めて

Ｍさんは　人権や命の大切さに拘っておられる

こんな形で「反原発　脱原発」の意思を持ち続けている人も居るんだ

そう思うと　挫折しそうになる自分の心にエネルギーを貰ったような

そんな気持ちになって来ました

手織りの作品と書のコラボレーション

館内のレストランで食事をして

昔の琵琶湖ホテルの喫茶店に向かいました