旅立つ

卒業式のシーズン間近か


 


ですが


 


私の場合は ちょっと違う意味の「旅立ち」


 


先日のデパートの最終日


 


お客様が 何本かの赤いマフラーを物色中で


何となく落ち着かなかった時のことです


 


このショールを手にとって


「これが頂きたいのですが、、、」


 


物静かな女性が 遠慮がちに声を掛けてきました



ここ数年 売れなくて(殆どがそう言う状態なんですが [d223])


 


良い色合いなんですけど 美し過ぎて使い難いかも、、、、


 


そう思っていた作品です


 



 


そのお客様曰


「あちらのお店の方に支払いに来まして お金を使ってしまって 今買えないのですけど 済みません 着払いで送って頂けませんか? お金は20日以降になりますけれど現金書留で送らせて貰いますから、、、、」


 


ウワ~嬉しい[d136] [d136] [d136] 


 


Sさんによると この少し前にもこのストールをじっと見て 手にとっていたお客様らしい


 


結論を言うと


 


個人情報何とか で お客様の住所は聞けないんですが


 


「お友達って事で」


 


と 話が決まり


互いの住所 名前 電話番号(ファックス番号)を交わし


20日が過ぎたら 送金してもらい


折り返し作品を送ることになりました


 


作り手としては ちょっと気になる点も正直に告白し


お客様は「そんなこと気にしません」と了承され


 


ええいっ! と お値段をお安くしちゃって [d229]


 


まだ お金は受取っていませんので 100%実現してはいませんが


 


これ程までに私の作品を「欲しい!」と言って頂くなんて


 


幸福の極み [d136]


 


この直後 閉店の直前に


ムッチャクチャ嬉しい事があったので(これ又 未定の話では有りますが)


ひょっとしたら 彼女は 神様が「前ぶれ」として 使わされた「天使」かもしれません [d227]


 


旅立つ前に「記念写真」を撮っておくことにしました


 


 


            


 


                         


自分で言うのも何ですが


(と言いながら しっかりと自慢しちゃいます [d229] [d223] [d231])


 


この色合い なかなかでっせ [d140]


 



 


            


 


                      


 


織っている時 全く計画性無し


気の向くままに 好き勝手に糸を選んで織って行くのが わたし流


 


決して No1ではないけれど


「私の世界」


そう思っています [d230]


 


この場合は


「どうやって作るの?」と聞いて来られても平気なんです


 


「やってみれば」って 答えられます


 


私の「織り」には


素材の珍しさや 技法の秘密


 


そんな物は無いからです


 



 


        


 


                   


 


もし お金が送って来なかったら


 


「私って お馬鹿さんだったわ [d221]」 になりましょうが


 


先ずは「信じてみる」


 


ここからですね 可能性は [d227]


 


 


 


 


 


 














































































































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