旅立つ
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たけさん
2011年02月13日 13:16 visibility20
卒業式のシーズン間近か
ですが
私の場合は ちょっと違う意味の「旅立ち」
先日のデパートの最終日
お客様が 何本かの赤いマフラーを物色中で
何となく落ち着かなかった時のことです
このショールを手にとって
「これが頂きたいのですが、、、」
物静かな女性が 遠慮がちに声を掛けてきました
ここ数年 売れなくて(殆どがそう言う状態なんですが [d223])
良い色合いなんですけど 美し過ぎて使い難いかも、、、、
そう思っていた作品です
そのお客様曰
「あちらのお店の方に支払いに来まして お金を使ってしまって 今買えないのですけど 済みません 着払いで送って頂けませんか? お金は20日以降になりますけれど現金書留で送らせて貰いますから、、、、」
ウワ~嬉しい[d136] [d136] [d136]
Sさんによると この少し前にもこのストールをじっと見て 手にとっていたお客様らしい
結論を言うと
個人情報何とか で お客様の住所は聞けないんですが
「お友達って事で」
と 話が決まり
互いの住所 名前 電話番号(ファックス番号)を交わし
20日が過ぎたら 送金してもらい
折り返し作品を送ることになりました
作り手としては ちょっと気になる点も正直に告白し
お客様は「そんなこと気にしません」と了承され
ええいっ! と お値段をお安くしちゃって [d229]
まだ お金は受取っていませんので 100%実現してはいませんが
これ程までに私の作品を「欲しい!」と言って頂くなんて
幸福の極み [d136]
この直後 閉店の直前に
ムッチャクチャ嬉しい事があったので(これ又 未定の話では有りますが)
ひょっとしたら 彼女は 神様が「前ぶれ」として 使わされた「天使」かもしれません [d227]
旅立つ前に「記念写真」を撮っておくことにしました
自分で言うのも何ですが
(と言いながら しっかりと自慢しちゃいます [d229] [d223] [d231])
この色合い なかなかでっせ [d140]
織っている時 全く計画性無し
気の向くままに 好き勝手に糸を選んで織って行くのが わたし流
決して No1ではないけれど
「私の世界」
そう思っています [d230]
この場合は
「どうやって作るの?」と聞いて来られても平気なんです
「やってみれば」って 答えられます
私の「織り」には
素材の珍しさや 技法の秘密
そんな物は無いからです
もし お金が送って来なかったら
「私って お馬鹿さんだったわ [d221]」 になりましょうが
先ずは「信じてみる」
ここからですね 可能性は [d227]
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- 事務局に通報しました。
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