名コーチ現る！！！

…オリじゃないですよ（何）

先日、甥が数学のテストで０点とか取って来ました。
しかもALL計算問題で。

オマエはのび太か！！

そう叫びたくなるあたしの苦手教科は体育と音楽を除く全教科ですが。

「テストで０点取っちゃってママに怒られるよ〜助けてドラえもーん！！」
という叫びが。親が教育ママゴンなんで、野球部退部の危機なのです。


仕方ないなぁ、とドラえもんはのび太くんを助けてあげる為に、お馴染みのひみつ道具を出します。

（ちゃかちゃかちゃか〜♪）
「もーんだーいしゅー！！」

残念ながら、ドラえもんは見た目が丸いだけで、頭はめちゃくそ悪かったのです…。

「で、のび太くん、何が解ってないの？」

「あ、国語。」

「え？だって０点を取ったのは数学のテストでしょ？」

「今、小久保って言ったの。」

「…………。」

のび太くんが居座ってるドラえもんの部屋では、大好きなドラ焼き山省がテレビに映る日だったので、
テレビがつけっぱなしでした…。

聞き出した結果、解らない所は方程式で、右辺と左辺に同じ数を足したり引いたりしても、答えは変わらないとことか、四則演算とか…一部中学受験でやっただろ！というツッコミの範囲も。

ドラえもんがテレビを消さないせいで、のび太くんはなかなか勉強に集中できません。
のび太くんを集中させる為に、ドラえもんはのび太くんの興味のある分野で、今回の勉強範囲の例題を作ろうと思いました。

これがドラえもんがテレビを見ながら頑張って作った問題です。

金本くんの成績は257打数86安打で、打率は.335です。
毎試合４打数３安打だった場合、
打率.356の青木くんを超えるのは何試合後ですか。

大好きなアニキの成績の問題なら、頑張って解くだろうとドラえもんは期待しました。

が。

「青木の打率は落ちるもん。」

バカ言うなよ宣親を舐めちゃいけないぜ、山省だって打たれたんだ。
そう言いたいのをドラえもんはグっと堪えます…。

結局、「青木くんの打率は落ちない」を前提にして、のび太くんは問題に取り掛かります。

しかし、ここでまた一つ問題が。

問題を作ったドラえもんですら、この答えを知らなかったのです…。

「４試合後。」

「ちょっと待ってよ今計算してるんだから。」

ドラえもんは未来から来たロボットなんで、筆算なんてモンはやらずに
Excelで計算してる真っ最中でした…。

流石しずかちゃんアニキ大好きのび太くん。
ドラえもんが文明の利器で計算するよりも遥かに早く正解に辿り着きました。

これがのび太くんにとって自信に繋がったのか、もう一度テストと同じ問題をやったらちゃんと解けるように。問題集も理解できたようです。
流石ドラえもん。伊達に食っちゃ寝の丸い物体じゃありません。


まぁ、問題の成績は昨日の試合前のもので、昨日は青木も金本も４の１だから…いつ追いつくんですかね。
同率４位の新井も一緒に、４の３なら結構早く追いつきますよって事で。

作っておいて言うのもアレだけど、この計算結構面倒だった…。