縁の下の力持ち〜牧田勝吾〜
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けい
2008年10月29日 00:08 visibility1890
もーちょい後に来るかと思いきや、案外早かった、第二次戦力外。
そして、案外少なく、予想以上に思い入れのある選手が。
■#60 牧田勝吾 内野手 7年目 34歳
写真はマジで自分で撮ったヤツです。
貴重なオリユニ。サーパスユニじゃない!しかも今年の写真だ!
(7/15マリスタにて。)
今思えば、球団公式のブログで、
牧田がフェニックスリーグのブログの先陣を切ったのは、
前兆だったのかもしれない。
正直なところ、戦力外は想定内でした。
今季、一軍に上がった時、
「次落とされたら来年ヤバい。」
って思ってました。
そして、やっぱり落ちました。
不振とかで落ちたんじゃない、
もっといい選手がサーパスから上がって来た訳でもない。
8月3日、
清原が久々に一軍に名を連ねる事になった日
覚えている人は多いと思う。
そして、同じ日に、
清原と交代で「表向きには」ひっそり二軍に落ちたのが牧田です。
個性豊かな若手が多い中、
サーパスでの打撃成績が下から数えた方が早い清原を
一軍に上げるに当たって、サーパスの選手のモチベが心配された。
実際コリンズ政権時代は、入れ替えを極力しないという方針で、
山省や一輝などが不満を漏らしていたくらいだから。
大ちゃんは相当悩んだみたいだった。
悪く言えばある意味牧田が一番害が少ない、みたいなニュアンスもあった。
ファンの目から見ても、清原の代わりは牧田――そんな感じだった。
清原の一軍昇格の記事が、新聞を飾る影で、
ファーム行きを告げられた牧田は人目も憚らずに号泣したらしい。
34歳だけど7年目。
3年目までは結果が出ず、6年目で初スタメン、そして初本塁打。
7年目の今年、いつだったか忘れたけど、
スカイだかの西武戦でフルボッコに遭って、
大ちゃんが捨てゲーというか消化試合モードに入って
途中出場ながら猛打賞の活躍だったのが印象的だった。
そんな遅咲きの選手が、
自分とは対称的な野球人生を歩み、
自分と入れ替わりに、男の花道を飾った清原と
同じ年に現役生活を終えるのは、何の因縁だろう。
牧田が「周囲にとって」どのような選手人生を歩んでいたか、
その結果が、フロント入りなのかも、って思う。
来季はスカウトという話。
いい選手を見つけてください!
――本当にお疲れ様でした――。
無駄に長くなったから、ユウキは明日の夜に。
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