3/20　VS埼玉西武＠西武ドーム　１回戦　１勝０敗　観客数27137人

試合結果
Bs　　0　0　1　0　0　0　0　1　0　　　　2
L  　　0　0　0　1　0　0　0　0　0　　　　1


勝利投手　　金子　(１勝)
敗戦投手　　涌井　(１敗)
セーブ投手　加藤　(１Ｓ)

ホームラン　ＧＧ佐藤　(１号)





公式ＨＰ　ゲームレポート

ラロッカが先制打＆決勝犠飛！金子が２ケタ奪三振の快投で２００８年白星発進！！

いよいよパシフィック・リーグのペナントレースが開幕！

闘将コリンズ監督から開幕投手に指名されたのは、４年目を迎える金子。初の大役を引き受ける若き右腕は、「特別意識せず、普段どおりのピッチングをするだけです！」と、静かに闘志を燃やす。また、コリンズ監督が自ら命名したビックボーイズ（ラロッカ・ローズ・カブレラ）は、破壊力十分で相手球団にとって脅威になることは間違いない！今日の開幕戦では、球界を代表する涌井を何とか打ち崩し、最高のスタートを切りたいところだ！！

まず、リズムに乗っていきたい先発の金子は、キレのあるストレートと落差のある変化球を駆使し、初回を無失点に抑える上々の立ち上がりを見せる。すると、２回には３者連続三振を奪うなど圧巻のピッチングを披露！

一方、先制して試合の主導権を握りたい打線は、３回、チーム初安打となる中前打を放った坂口を１塁に置いて、３番ラロッカが右中間を深々と破るタイムリー２ＢＨを放ち、幸先よく１点を先制する！
　
３回まで無失点に封じてきた金子だったが、４回、Ｇ.Ｇ.佐藤に左翼席へソロＨＲを浴び、同点に追いつかれてしまう。しかし、一発を浴びた後も崩れることなく、テーマに挙げていた“普段どおりのピッチング”を続け、６回まで２ケタとなる１０奪三振で最小失点に抑え込む！すると、投球数が１００球を超えた７回には、先頭打者にこの日初めての四球を与えてしまう。しかし、続く打者のバントを見事なフィールディングで併殺に仕留めるなど、この回も無失点に封じる！

金子の好投に何とか応えたい打線は、８回、この回先頭の日高が四球（代走・森山）を選ぶと、続く坂口のバントが相手守備の乱れを誘い無死１・２塁。この後、迎の犠打でチャンスを広げ、３番ラロッカがこの日２打点目となる中犠飛を放ち、遂に勝ち越しに成功！

何とか逃げ切りを図るＢｓは、８回は２番手の菊地原が走者を許しながらも気迫のピッチング（無失点）を見せる！すると、最終回は守護神・加藤が走者を得点圏に進めるも、最後の打者を空振りの三振に切って取り、２００８年シーズン開幕戦を白星で飾った！






コリンズ監督インタビュー
「金子はよく投げたね！本当に昨年後半から力をつけてきたね。坂口、迎は１・２番の仕事をできていた。出塁すること、ランナーを進めることがしっかりとできていた。
今日の試合は涌井をどう攻めるかが問題だった。３安打に抑えられ、素晴らしいピッチングをされた。しかし、昨年と違うのはクリーンアップに気を使って投げていた分、球数が多くなったところかな。もちろん金子が涌井に負けない投球をしたから勝つことができたんだよ！野手ではラロッカが大きな仕事をしてくれたね！」


金子千尋投手インタビュー＜７回１失点（奪三振１０）の好投で、チームを開幕勝利に導く！！＞
「試合が始まるまでは緊張していましたが、始まってからは自分のペースで投げることができました。開幕戦の先発を監督に言われたのは１８日だったけど、報道等から薄々感じてたので心の準備はできていました。一球一球、丁寧に投げたことが今日の結果につながったと思います。開幕戦は全く違う雰囲気でしたが、勝ててホッとしています。敵地にも関わらず、たくさんのオリックスファンの方が応援に来てくれて本当に心強かったです。これからもファンの方に楽しんでもらえるようなゲームをしていきたいです！」


グレッグ・ラロッカ 選手＜３回、２死１塁から右中間を破るタイムリー２ＢＨを放つ！＞
「打ったのはフォークかチェンジアップじゃないかな。今年のオープニングゲームで、初ヒットが初打点、すごく嬉しいね！後は、チームの勝利に向かって戦っていくだけだよ！」