夏の怖い話(後編)

  • ひかる
    2010年08月23日 16:08 visibility79

実はわたくし[金縛り]によくあうんです。

でも幽霊が見えるとかじゃなくて、ただ縛られてるだけ・・・放置プレイ。

まぁまぁ、もー慣れっこなもんで、金縛りにあっても

(あ〜、またかよ)

程度のリアクション。

金縛りにあっても1度目をつむって・・・深呼吸し。

「っっっつハァッ!!!」

と、まるでスーパーサイヤ人2になるかならないかくらいのテンションで気合いを入れる

と、

あら不思議(・∀・)

身体が金縛りから解放されるのさ。








きぃちゃん(myねこ)が居なくなってから数週間経ったある夜。

また金縛りにあったんだ。

が、

その日の金縛りはいつもと違う。


何が違うって?


窓際に[人]がいたの。

マジでいたんだけど。


月と蛍光灯に照らされているのに何故かシルエットしか見えない・・・。


ただ。

こっちを見てることだけは肌が感じている。



その時の話です。



ハッと目が覚めると、金縛りにあっていた。

俺(っくぁー!!また金縛りかよ!身体が動かんっ!)





あれ?


消したはずなのに、勉強机の真上の電気がついてる。

しかも、普段電気の色はホワイトなのに、その時はオレンジで

ぼんやり・・・

と勉強机を照らしていた。


俺(・・・あれ?寝る前に電気消したよな。。)


動かない身体を動かすべく、1度目をつむる。


俺「っっっつハァッ!!!」


目を開けてみると、身体が動かない。


俺(あっれー?いつもなら動くのに。)



動かない身体と格闘していると、部屋には俺1人のはずなのに視線を感じる。


俺(視線・・・どっから・・・)

ぼんやりとした勉強机を見ると


[人]が

机に座ってる。


俺(え、どーしよ。誰かいますけど・・・)


とりあえず人よりも金縛りから解放されるのが優先、


俺(誰かいたって身体が動いちゃえばこっちのもんだろ!)


かなり強気で2度目の解放を試みる。


・・・身体は動かない。


チラッとまた机に目をやると


その[人]は足をブラブラさせていた。


俺(・・・最悪だ。)


もぉ寝よう!

身体が動かないなら寝ちゃえ!


・・・。


寝たいんだけど。


寝たいんだけど!!


[人]が気になって寝れない。神経が[人]に集中する。


[人]に見られているのがわかる。


俺(やべー!初めて!こんなん初めて!!!)


そんなことを思っていると


コツン・・・コツン・・・


コツン・・・コツン・・・


何か音が・・・。


コツン。コツン。


俺(足が机の引き出し当たる音だ・・・)


すぐ気づいたけど、

コツン。コツン。

は鳴り止まない。むしろ大きくなる。

ゴツン・・・


ゴツン・・・


ゴン!


ゴン!


ゴン!


ゴン!

俺(ひぃぃっ。怒ってんのか?怒ってんのか?)

足が引き出しに当たる音はしばらく続く。


何分経っただろうか・・・


ピタッ


鳴り止んだ。


俺(・・・)


すっかり[人]は居なくなったと思った。


トンッ


甘かった。[人]は机から降りたのだ。


ヒタ・・・ヒタ・・・


ヒタ・・・ヒタ・・・


俺の足元で歩き回る[人]


ピタッ


今度こそ居なくなったか。に思われた。


ところが


今度は[人の足]だけが部屋を歩き始めた。


ヒタ・・・ヒタ・・・


たまに耳元近くに寄る足音。


かなり怖い。


俺(あぁ。睡眠時間がぁぁ。)


怖さとともにテンションの下がる俺。


遠のいた足音がまた


ピタッ


と止まる。


足元を見ると[人]はいないし、[人の足]も見えない。


俺(あー長かった。)

と、その時!


タッタッタッタッタッ


ベッドの下を足が駆け回る


タッタッタッタッタッ


寝ている俺の真下で足が駆け回る


タッタッタッタッタッ



ありえない!!ちょー怖い!!


こればっかりはちょー怖かった。


[人の足]は数秒駆け回ると足音は俺の耳元に


気配がする。


顔のすぐ横に何かがいる・・・


目をギュッとつむると


耳元で


「ミャー」











ん?


俺「きぃちゃん!?」


きぃちゃん!?と叫んだ時には金縛りは解け、身体は自由に。


部屋は真っ暗。


さっきまでついていたはずの電気も消えてる。


俺「・・・やべー。」



今でもあの時の感覚は鮮明に覚えてる・・・


その後は金縛りにあうことなく、もちろん[人]は居なくなっていた。


恐怖体験から今まで何度も金縛りにあっているが、あれ以来[人]や足音は見ていないし、聞いていない。



すげー怖かったけど


俺「寝よ寝よ」


とすぐに寝た俺もいかほどのものか。



これを書いている今まさに、白いワンピを着た長髪の女性が受付を訪れた。


めっちゃ怖かった[e452][e265]


キョドりまくってたから

長髪の女性に悪かったな。w


肝だめしをやりた〜い!!!


つーことで、明日秋山たちも帰ってくることだし


肝だめしをやります。

心霊スポットでビデオ撮ってmixi載せます。





























































































































































































































































































































































































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