
レアル・マドリード 対 FCバルセロナ(2011/04/15)
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NO.18
2011年04月17日 23:41 visibility59
クワトロ・クラシコの第1戦。
リーグ、コパ、CL(ホーム&アウェー)で18日間の中で、4試合のクラシコということで、現地ではクワトロ・クラシコと言われているらしい。前回のクラシコがバルサの圧勝なだけに、今回はどんな試合展開になるのか、非常に興味深かった。
ボールを保持するバルサと、守備からのカウンターサッカーを展開するレアルと、それぞれのやろうとしていることがよく見られた。
バルサはやはりボールを回してゲームを作る。普段は、狙いどころでパススピードが上がり、ワンツーで行ったり、裏に抜ける選手にパスが供給されたり。でも、この試合ではその最後の詰めのところをレアルに封じられていた。バイタルエリアはガッチリ固められて、バルサも仕掛けができない。メッシが抜け出ると、3人で当たってくる。サンチャゴ・ベルナベウなのに、レアルは、あくまでもリアクティブなサッカー。前回の教訓だろうか。
試合内容ということで言うと、特に、前半はバルサの方が圧倒的にボールを保持しているのに、シュートの本数はレアルの方が多いという一風変わった展開。それだけ、バルサはパスは回るがフィニッシュまで持っていけないということであり、レアルのカウンターの成功を意味している。ただし、なかなかスコアは動かなかった。結果、両チームともPKの得点で1-1。
地味といえば地味だし、もう少し味付けがほしかったと言えば、そうかもしれない。
欲を言えば、流れの中からの得点も見たかった。
全体的に見ると、リアクティブなカウンターサッカーを展開したレアルの思惑通りの試合だったと言える。ただし、退場者が出てゲームプランもなくなってしまったし、なりにより、レアルは勝たなければ優勝の望みもなくなってしまうため、痛みわけという結果自体を見ると、結果的には負け同然だったのかもしれない。
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