Marines 5年ぶり2回目のファーム日本一!

  • Bolick07
    2010年10月03日 10:25 visibility95


この試合、よく勝てたなぁ...というのが正直な感想です。
7回終了時点まで、阪神先発、蕭一傑に全く手が出ず、1人の走者も出せずにいましたから。
「新潟まで来て、パーフェクトゲームだけは勘弁してくれ、せめてヒットだけでも打って欲しい」と
いうのが、観戦に訪れたMarinesファンの誰もが思っていたはずです。





【画像】 オープニングセレモニーで整列するMarinesの選手達


Marinesの先発は山室、阪神の先発は前述の通り、蕭でした。
山室君も力のある良い球を投げていました。あの球を投げていれば、痛打される
可能性は低いのですが、毎回、特定の打者だけ制球が乱れて不用意に四球を与え、
走者を置いた後にタイムリーを許す...という悪い流れが続きます。
山室の後を継いだ山本、服部、上野もその流れを断ち切れず、7回までに4失点。
蕭の出来を考えると、何とか1点、いや何とか1安打だけ見れればという雰囲気。










【画像】 試合を作れず惜しい投球だった山室君


ところが、1本の安打で流れが変わってしまうから野球って恐ろしい。
8回表、先頭の渡辺正 細谷君が三遊間を破るヒットで出塁。この試合、Marinesが放った
初安打です。この時点で、レフトスタンドはお祭り騒ぎで、満足感すら漂う(笑)。
これで緊張の呪縛が解けたMarines打線と、少し緊張の糸が切れた蕭。
続く竹原は三振に倒れますが、角中がヒットで繋ぐと、流れは徐々にMarinesへと
傾いていきます。










青松が四球を選び、ムニスへの代打で登場した金澤がタイムリーを放ちまず1点。
一死満塁となったところで、阪神は堪らず蕭から小嶋へスイッチ。
この場面で代打吉田は三振に倒れますが、続く宮本の打席で阪神バッテリーが
痛恨のワイルドピッチ、ネット裏で捕手がボールを見失う間に二塁走者の金澤も
一気にホームイン。あれよあれよという間に、気がつけば一点差〜♪







ここからはもう総力戦。
阪神は小嶋からジェンにスイッチして逃げ切りを図ります。
Marinesは一死から神戸、細谷が連続ヒット。ここで竹原がライトへの二塁打を
放って同点。阪神はジェンを諦めて、若竹にスイッチするも、制球が定まらない。
角中が三振に倒れた後、青松が敬遠されて二死満塁。ここで、野手全員を使っていた
Marinesはピッチャーの橋本健太郎がそのまま打席へ(笑)。
でも、橋本、期待に応えちゃうんだなぁ...(爆)。









一度もバットを降らずにフルカウントまで粘ると、レフトスタンドを中心に異常な
盛り上がり。動揺した若竹から押し出し四球を引き出すことに成功します。9回裏に
柴田のタイムリーで一度は同点に追いつかれますが、10回には二死走者無しから
細谷のヒットと二つの四死球で二死満塁のチャンスを作り、角中が食らった押し出し
死球が決勝点となりました。







10回裏、阪神にも粘られました。
根本に全てを託したものの、いきなり甲斐に二塁打を打たれ、続く森田が送って
一死三塁の大ピンチ。ここでMarinesは根本を諦めて鈴江にスイッチします。




まさか、ここで鈴江を見るとは...

でも、こんな試合を任されるようになって嬉しいよ...。

by 三多摩グランセローズ一家 会長← 嘘(笑)




【画像】 歓喜の瞬間


鈴江君、球は速いです。でも、制球が...。
続く岡崎には四球を選ばれて一死一・三塁。
誰もが延長11回への突入を考え始めた頃、続く水田は浅いレフトフライ。
宮本必死の本塁送球で三塁走者は突入できず、逆に飛び出した一塁走者を青松が
刺してゲームセット。この瞬間、ベンチから一気にMarines選手が飛び出し、マウンド
付近で高橋慶彦監督を5回胴上げ。歓喜の瞬間に我々も加わらせて頂けました。


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