前橋・敷島球場を大改修

別件で敷島球場（前橋市）の情報を探していたところ、以下の記事を見つけました。

http://www.raijin.com/news/a/09/news03.htm

---【記事抜粋】--------------------------------------
上毛新聞敷島球場の大規模改修で、県は一、三塁側のファウルゾーンに米大リーグや
国内一部球場で採用されている「フィールドシート」と呼ばれる内野席を1622席新設する。
グラウンドにせり出した座席で、選手のプレーをより近くで観戦できるのが特徴。県内の
球場では初めて。一連の改修に合わせて６月末の完成を予定している。

フィールドシートは現在、屋外ブルペンがある位置に整備する。
最前列は選手とほぼ同じ目線の高さで、後列にかけて徐々に高くなる。
ライナー性の打球から観客を守るため、前面に高さ４メートル程度のネットフェンスを
設置する。本年度二月補正予算案に関連予算9400万円を盛り込んだ。

県はプロ野球規格に合った球場を目指し、本年度七月補正予算案に7億円を計上して照明の
明るさ向上や外野の両翼拡大、バックネット裏の内野スタンド席の個席化といった大規模
改修を進めている。外野拡大やバックネット裏の個席化に伴う通路の確保などで座席数が
減るため、フィールドシートを新設して補うことにした。屋外ブルペンはなくなるが、
屋内ブルペンを人工芝にしてダッグアウトと電話で連絡を取り合えるようにするなど充実
させる。
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NPBの試合が隔年で1試合開催されるだけの球場で、これほどの改修が実施されるのは
珍しいですね。BCリーグの日程発表時に「敷島での開催試合が少ないな．．．」と感じて
いたのですが、上記の記事を知り、その理由が納得できました。

敷島球場は両翼が91.5メートルとNPB一軍の公式戦が開催される球場の中では、最も狭い
部類に入る球場。静岡草薙球場のように開催試合数が減るどころか、試合が開催されなく
なっては大変．．．と、市が重い腰を上げたのでしょう。独立リーグの公式戦が定期的に
開催されるようになったのも追い風なのかも。

残念なのは、せっかくフィールドシートを作ったのに、前面にネットフェンスを設けて
しまうこと。観戦者の安全を考えると、地方球場レベルでは観客にヘルメットとグラブを
貸与して「自己責任で」観戦させることはできなかったんでしょうね。

今期、BCリーグの試合が前橋敷島で開催されるのは、下記三試合。
7/30（土）　群馬−信濃戦
8/27（金）　群馬−新潟戦
9/10（金）　群馬−新潟戦

いずれもナイターでの開催なので、新装なった照明設備も確認できそうです。
当初は観戦予定ではなかったのですが、球場が改修されたのであれば行かねばなるまい。
これまでのBCリーグの対応から察するに、おそらく、プラス1000円でフィールドシートの
座席も開放すると思われるので、ちょっと狙ってみようかな．．．と考えています。

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