間違いなく、今期一番の試合内容
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Bolick07
2009年10月04日 23:26 visibility64
昨日観戦したBCリーグのチャンピオンシップ第一戦の観戦ルポです。
今期これが39試合目の観戦ですが、間違いなく、今期一番の試合内容でした。
上信越地区優勝の群馬ダイヤモンドペガサスと、北陸地区優勝の石川ミリオンスターズが2009年度のリーグ優勝を争います。最大5試合対戦して、先に3勝したチームがリーグ優勝と
なり、今月末から始まる四国・九州アイランドリーグとの「独立リーグ日本一」を賭けた
グランドチャンピオンシップへの出場権を得ます。
晴れる予報。「試合はきっと開催される」と信じ、前橋まで観戦に出掛けてきました。
天気予報の通り、前橋市民球場周辺は我々が到着した正午過ぎから青空が広がり始め、
日が射すと結構暑い(汗)。これなら雨の心配はなさそうです。
群馬の先発は大木、石川の先発は元讀賣の南。
群馬は勝ち頭であり、後期MVPを獲得した堤が先発すると思いましたが、相手の
先発予想が今期も17勝しているエースの南ということで、大木を先発に立てました。
この大木起用が見事にハマり、変化球が面白いように低めに決まって、石川打線は
なかなか大木を崩すことができません。6回を終わって0対0とチャンピオンシップに
相応しい緊張感のある試合が続きました。
画像:群馬の先発 大木投手
画像:石川のエース 南投手(元讀賣)
しかし、7回表、大木は速球を5番敬洋にレフトスタンドへ運ばれ、石川に先制を
許してしまいます。先発が南とあって、石川ベンチは勝ったとばかりの大騒ぎです。
...が、打てないながらも各打者が粘って、球数を多く投げさせてきたことが
実を結びます。四球とヒットで得た二死一・三塁のチャンスに、群馬の主将青木が
右中間を深々と破る三塁打で一気に逆転。
その後、抑えとして登板した越川が乱調で四球を連発。
9回表に松岡の犠飛で一旦は同点に追いつかれますが、迎えた9回裏。
走者を溜めた時点で石川は満塁策を選択。そして、迎えるはまたしても青木。
石川の二番手、山下の投じたボールを綺麗にセンターへ弾き返し、サヨナラ勝ち。
劇的な勝利で、群馬が先勝し、昨年果たせなかったリーグ優勝へ一歩前進しました。
画像:サヨナラヒットを放ち、手荒い祝福を受ける
無理して、前橋まで行った甲斐がありました。
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- 事務局に通報しました。
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