[BCリーグ] 続 注目の一戦

今日、三国総合運動公園野球場（福井県坂井市）でBCリーグの福井対石川の
試合がナイターで開催されました。この試合、本来は4月25日（土）に開催される
予定でしたが、雨でここまで順延されてしまったのです。
集客力の弱い坂井市で開催されること、平日（しかも木曜日）のナイターで開催
されること、BCリーグの中で観客動員数がジリ貧のカードであること．．．から
観客が一体どれだけ集まるのか．．．注目していました。

試合結果は、5−12で石川の勝利。
気になる観客数は、289人。
今期の最小観客数だった5月12日（火）の石川vs福井戦の観客数 272人を辛うじて
上回りましたが、今期リーグで二度目となる300人割れを福井がやっちまいました。
試合で大敗した上に、この観客数では、福井は踏んだり蹴ったりでしょうね。


折りしも、先日の福井戦で審判の誤審に対する執拗な抗議で福井のコーチが退場に
なる騒ぎがあり、リーグからこの件に関係したコーチ3名の処分が発表されました。
この件で誤審をした審判が処分されなかったことに対して、ファンからの問合せが
あったらしく、その件に関してリーグからコメントが出ました。

審判の技術不足は認めた上で、今回の処分の理由として、
球団への処分理由は抗議をしたことに対してではなく、暴力行為および侮辱行為に
対してであること。「常にフェアプレーを行うことにより、地域と、地域の子供達に
夢を与える」、「野球場の内外を問わず、地域と、地域の子供たちの規範となる」と
いうBCリーグ憲章の理念から外れる行為を行ったことであると明言しました。
一方、審判員については上記に該当するような行為がないため、処分を科さないと
併せて説明がありました。

正に、リーグが早急に筋を通した形です。
今日の三国で開催した試合についても、営利的に見れば少しでも多くの観客を確保
できる福井市内の球場で開催することも選択肢にあったはず。そこを敢えて、元々の
開催地である三国に固執した所にも、そんな「筋を通す」リーグの姿勢が見えます。

愚直に筋を通したことによって、新たな観客は得られませんでしたが、今日三国で
試合を開催したことによって、従来からの坂井市のファンは逃げることはない筈。
こうした地道な積み重ねがリーグを地域に根付かせるきっかけとなるでしょう。
こうした筋の通し方を、千葉の某球団の生え際がピンチの社長や、占いババァにも
是非見習ってほしいものです。
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● 足利事件 → まずメディアは先に謝罪すべきだろう

本家の日記では、本日こんな内容も公開中。
[てんむら] http://hwbb.gyao.ne.jp/ten/
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