思い出に残ったシーン・選手・・・その6


打者にとって早い打球を打つというのは理想ですよね。      歴代の打者では中西太さんなど色々言われたますがわたしが    見た中で一番速かったのは前述した門田選手。。         いえ、彼はホームラン打者でありヒットはホームランの打ち損ないと公言された方です。                      あくまでも私の思いでコメントしますがその方はヤクルトに    所属していた「杉浦亨」選手。                 今ではあの日本シリーズでの代打ホームランが印象に残る     選手ですが、全盛時、一塁を守っていた中畑選手は       「彼が打席にはいると怖い」と発言してたように高く打ち上げたり ゴロを転がするのではなく「ライナーで地を這う」というか   「うねりをあげる」と言った 表現がぴったりな打球でした。   すごかったですね。                      本当に速かったですね。                    引っ張った打球は勿論、センター前や流した打球も        ラインドライブがかかってました。               その速さ故にいつかの試合でサイクル安打がかかった打席に   (あとヒット打てば達成)センターに抜けようかという打球を   打ちました。                         しかし結果は当時巨人遊撃手であった岡崎選手のファインプレーで あえなく達成ならず。                     誰もが悔しがった瞬間でした、が、僕にはファインプレーじゃなく ダメ元で飛び込んだ岡崎選手のグラブにすっぽり入った感じに   見えました。                         その打球の速さ故、左にそれてそのまま・・・。         当の岡崎選手は驚き、当の杉浦選手は一瞬苦笑いはあったものの納得した顔をしてました。                    「科学する野球」とも関係するのですが杉浦選手は高目の球を   打つのが上手かったんですね。                 理屈の分かってない解説者は「あのダウンスイングを見習え」と  言ってましたそうじゃなくグリップの位置は変えずにバットの先端をたてる感じで振る、これこそが究極の高め打ちなんですね。    それであの打球の速さ!僕は一人納得しまくりました。      実証してくれる人がいる!っと。                あとから聞いた話ですが絶対に初球は打たなかったそうです。   こんな職人どんどん出てきてほしいですね。           どうも失礼しました。

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