「科学する野球」に出会って〜上〜

「科学する野球」村上豊著　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　知っていますか？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　発刊が1985年なのでもう20年も前に発売された物ですね。　　　　　　　　　　　　たまたま押し入れを整理していたら出てきました。　　　　　　　　　　　　　　　　購入したのは高校生の時。（1987年頃かな）　　　　　　　　　　　　　　　　　ーーー衝撃でしたーーー　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ただでさえ、人の言う事をまともに聞かない僕がこれを読んで野球のコーチや　　　　プロ野球解説者の言っていることをよけい聞かなくなってしまった事は言うまでも　　ありません。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それぐらい衝撃的でした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　当時僕は高校野球に身を置かず、草野球と自分の所属していた中学野球のコーチを　　（早くも！）していましたが、当然、経験値は乏しく技術論の説明をしたくとも　　　自分が実際に動いて見せるかプロ野球解説者の言葉をそのまま伝える事しか　　　　　出来ませんでした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　教える事の限界を感じ、なんとか正式に技術論を学べないかと著書を調べては　　　　みたものの少年野球の入門書程度しかなく困り果てたものでした。　　　　　　　　　そんなある日、たまたま電車に乗っていた時、夕刊スポーツ紙の広告欄の文字が　　　目に入ってきました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ーーーダウンスイングは間違っているーーー　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それが「科学する野球」との出会いでした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　このサイトにいる方々ならほとんどがこの本の事は知っていらっしゃる事で　　　　　しょうけど本当に面食らいましたね。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　だって今までの野球界で常識と言われていたほとんどの事が間違っていると　　　　　指摘してありましたから。。。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　まあ、そんな内容だからこそ僕の性格にぴったりはまって大いに勉強出来たので　　　しょうけど。。。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　読み終わった時なんか「もう完璧！この本で最高の野球理論を手に入れた！早く　　　人に教えたい！」と思ったものでした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　最悪な結果が待ちかまえているとも知らずに。。。（続）