なでしこジャパンにかかるプレッシャー

オリンピック女子サッカーの「日本対南アフリカ」。


すでにグループ突破を決めているなでしこは、
今後の試合日程や対戦相手を加味した結果、
２位突破がベストと判断し、監督が引き分け狙いを指示。


結果、スコアレスドローにより狙い通りの２位突破となりました。
悲願の五輪金メダルに向けて万全の策を投じたつもりが、
タイミング悪くバドミントンの無気力試合問題と重なり、
各方面で物議を醸し出しているようです。


W杯では決して諦めない全力プレーで見事チャンピオンとなり、
日本中を歓喜の渦に巻き込み、その後の女子サッカーフィーバーは、
みなさんご存知の通りかと思います。


「W杯王者なんだからオリンピックでも金メダル獲れるでしょ」
なんて世論の風潮やマスコミの報道、
選手・監督は相当なプレッシャーを感じてオリンピックに臨んだはずです。


国民の期待に応えたい、金メダルが取りたい。
そんな強い思いで今回の作戦を指示したはず。
がしかし、今や日本国民でさえも「何かフェアじゃない」とか言い出す始末。


「バドミントンと同じように無気力試合による失格だろ」
こんな声も聞かれますが、まず試合を見たのか！？


すでに予選敗退が決定していた南アフリカは、
明らかに試合へのモチベがなくて、単純なパスミス連発してたし、
ディフェンスもしつこくくるようなことはなかった。
これはこれで無気力なんじゃないのか！


サッカーで引き分け狙いなんて簡単にできることじゃない。
ただ後ろでパス回していればいいてもんじゃないから、
ゲームマネージメントに集中力使うのよ。


海外メディアからバッシングされるのは仕方がない。
でも、日本の人たちがバッシングするのは悲しくなります。


しかし、この流れはまずいですね。
仮に次のブラジル戦で負けた日にゃ、
各方面から猛烈な批判が飛び交うでしょうね。


男子がドイツW杯で惨敗後、
サッカー人気が落ち込んだように、
なでしこ人気に陰りが出なければいいけど。


現地の選手たちが日本の状況を把握してるかはわかりませんが、
海外のメディアからチクチク質問されるだろうから、
かなりフラストレーションたまってそう。


ただ、周りが何と言おうと僕は応援してます！