桐光・松井は準々決勝で散る

桐光は準々決勝で青森の光星学院に負けてしまいました。
注目の松井投手の奪三振数は15個。


まだ２年生だし、過酷な夏の甲子園を連投連投だと故障のリスクが付きまとうので、
一ファンとして将来のことを考えると、ここで負けていたほうが・・・。


なんて考えてもしまいますが、
でもやっぱり準決勝、決勝での雄姿を見たかった！
この借りは来年以降で晴らしてください[d153]


さて、注目の通算奪三振記録は「68個」となりました。
ちなみにこの記録は、板東（元中日）、斎藤祐（日ハム）に次ぐ歴代３位の記録です。

■夏の甲子園・通算奪三振記録
　・板東英二 83個（62回）
　・斎藤佑樹 78個（69回）
　・松井裕樹 68個（36回）
　・辻内崇伸 65個（41回2/3）

板東は延長18回の25奪三振、
佑ちゃんは決勝での引き分け再試合を含んでいるので、
投球回数が増えたことも記録達成の要因となっています。
（一人で投げ抜いた事の方が評価できると思いますが）


上記の数字を見てもわかるとおり、
松井の１回・１試合あたりの奪三振率は異常[d223]
凡そ１回につき２個の三振を奪っている事になります。

まさに平成の奪三振王！


「まだ２年生なので来年以降が楽しみ」
なんて思っている全国のファンの方もいると思いますが、
ところがどっこい、来年は神奈川の予選を勝ち抜けるかどうか。


神奈川の高校は「打倒・松井！！」に燃えていると思います。
準々決勝で敗れた横浜高校、決勝で敗れた桐蔭学園、さらに東海大相模と、
ここら辺の高校が黙っちゃいないでしょう。


でも松井投手の甲子園での躍動をもう一度見たい！
そして、記録を塗り替えてほしい！


余談ですが、松井投手は大の巨人ファンとのこと。
しかも辻内投手に憧れているようです。
会員会報での対談や一緒にキャッチボールをしたんだってさ。