
20110424 楽天対日本ハム 一軍戦
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ヘンリー
2011年04月24日 23:44 visibility57
消化試合を見ているんじゃないか、というようなお粗末な試合でした。
そしてまた、斎藤が投げる試合に武田さん(野球解説界随一辛辣な方です)を解説にもってくるNHKがイヤらしい。
スローVTRまで利用し、図解で斎藤のピッチングフォームにダメ出しをするという有り様です(これがまた非常にわかりやすい)。
そして、その後もその斎藤のフォームを後から出てくる投手と比べてダメ出しをするという……。
ここまでくると、斎藤に同情心すら浮かんできてしまいます。
しかし、それを上回ったのが楽天のザル野球でした。
・貧打、貧打の楽天
当たりが出ている打者というのが、大ベテラン山崎ただ1人。これに要約されます。
斎藤は甘い球もかなりあったのですが、楽天はそれを助けるかのように凡打の山を築きました。
四球や安打が出て、繋がっても精々2人ですしね。
・暴走、暴走の楽天
とはいえ、他の打者も全く打たないわけではありませんし、出塁しないわけではありません。
が、再度の暴走によりランナーが憤死します。
ランナー山崎の際のエンドラン失敗(なぜか2球連続で試みるというバレバレな作戦)。
左中間へとタイムリーを打ったルイーズが、糸井が早々に打球に追い付き返球したにもかかわらず、2塁へ走り余裕のアウト。
走塁コーチは誰なんでしょうか。山崎は昨日も暴走がありましたね。
・しかし走られる、走られる楽天
この試合、被盗塁数は4の楽天です。
「走られすぎです」とは武田さん。彼によると、盗塁の責任は80%投手にあるとのこと。
クイックや牽制は、野村監督時代に大分指導されたはずですが……去年、今年と甘い考えで野球をやっているとしか思えませんね。
2点差という、僅差の試合でそれだけ走られたということですので……そりゃ負けますよ。
・2死から点を取られる、取られる楽天
計5失点のうち、3失点が2死からのものです。
次打者、空いている塁、控えているリリーフ投手、色々なことを考えながら投げていれば与えなくてもよい失点だらけでした。
川岸・小山と引っ張りすぎた挙げ句の失点にもとることはできましたので、試合日程・時間を考えてリリーフをつぎ込んでもよかったと思いますがね……。
楽天のベンチワークはよくわかりません。
楽天のことしか書いていませんが、日本ハムはまぁ、粘り強く繋がる打線(短打が多いですが)と、磐石のリリーフ陣で勝つべくして勝ったというところでしょうか。
あんまりにも着実に勝ちにいく野球、というのも僕はあまり好きではないので、感想としてはその程度です。
続いて選手について。
・松井(楽天内野手。両打ち)
1・2打席共に、あまりにも簡単に凡退してしまいましたが、その後は2四死球。
ショートの守備はやはり軽快かつ堅実です。
しかし、この人に続く選手がいないとどうにも……。
・岩村(楽天内野手。左打ち)
メジャー帰りということで、ついでにこの人も。
スイングが完全に波打ってしまっているのを見ると、状態は下の下と考えていいでしょうね。
1本出た左中間へのツーベースはいい感じに力が抜けたフォームで打てていましたが、あれがきっかけになるかどうか。
守備はGG賞も取ったことがあるだけに上手いものがあります。
斎藤について、特にここで書くことはありません。
ストレートはほとんど投げない、球がしょっちゅう高めへ浮く、という恐らく前回と似た内容だったでしょうから。
楽天投手リレー
戸村(2回自責2)→佐竹(1/3)→川岸(2回2/3自責2)→小山(2回2/3自責1)→片山(1回1/3)
打順
1松井
2聖沢
3鉄平
4山崎→平石
5高須
6岩村
7ルイーズ
8草野→中島
9井野
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