20110419 阪神対巨人 一軍戦

試合終了直後に風呂に直行し、ぼわーっとした状態に強制的にしてから試合を振り返りました。それなりにショックでしたしね。

その後、試合について書こうと思ったら電話が!……なっ、日付変わってる?!

ということで、もう昨日になってしまいましたが、阪神戦第一回戦についてです。
それでは。



それにしてもミスが多いです。序盤に能見に好投されたのはわかりますが、東野もよく投げており、逆転の目は実際より多かったはずです。

まずは初回。脇谷の走塁ミスです。彼は本当に走塁でのチョンボが多い。
あそこはあのままでもラミレスは三振だったでしょうが、だからといって能見を楽にしてやることはないですね。ランナーとして能見にプレッシャーを与えること。それが疲労として後々効いてくるわけですから。ランナーありなしで、ラミレスの打撃も変わりますしね。

次に、これもまた初回。裏の守備ですが、鶴岡があっさりとボールを逸らしてしまいランナーを進めてしまいました。この後ポテンヒットで先制されます。

6回表、送りバント2者連続失敗。無死走者一塁のはずが、ランナー含めたった3人で攻撃終了。ネクストバッターサークルには、勝負強い坂本……。

9回表、四球ででたラミレスになぜか代走鈴木を使わない(10回裏になってから守備での交代)。えっ?


そりゃ、こんなにミスしてりゃ、勝てるものも勝てませんよね……。

藤川は正直この試合はたいしたことはなく、攻めをもっとタイトにしていけば、崩す可能性は上がったはずでした。良かったストレートは、長野から空振りを取ったひとつくらいでしょうか。

続いて選手について。



・東野(巨人投手。右投げ)
はっきり言って、あまり好きなタイプの投手ではありません。コントロールがあまりよくなく、テンポが悪いうえ球数が多いところなどは嫌いと言ってもいいくらいです。
しかし、この試合はよく投げました。くるくる回る味方打線を尻目に、よく集中力を切らさずに7回を2失点でまとめたな、と思います。
球威があり、スライダーでカウントを整えつつ、ストレートでフライを量産していましたね。悔やまれるのは初回の不運なポテンヒットか。
ただ、自ら勝利を手繰り寄せたいのなら、バント失敗はいただけない。


・坂本(巨人内野手。右打ち)
勝負強さを見せたタイムリーはもちろんのこと、この試合で更に目立ったのは守備です。
関本の打ったボテボテのショートゴロをダッシュで前に出て捕球→難しい体勢からスローイング→アウト!
もうひとつは、言わずもなが(一度は)サヨナラを防いだ、三遊間のゴロをかっさらったスーパープレー!
開幕からこっち、こうも好守が続いていると、いよいよゴールデングラブ賞が見えてきたのか?!とすら思えます。
ここまで出ているファインプレーなどは、昨季までなら捕球までは上手くいってたが送球が……などや、あと一歩……となっていたプレーでした。
それがこうも上手く処理してみせられるとなると、守備での期待は否が応にでも高まります。解説の立浪さんも誉めてましたね。


・ロメロ(巨人投手。右投げ)
登坂ごとに、ではなく、一球投げる球ごとにバラつきがありすぎるという、なんとも見ていて怖い投手です。
ちょっとこれは、投手としての完成度からして、まだ一軍で投げる投手ではないのでは……。
確かに、いい球が決まった時は抑えますが。それでいいのは敗戦処理です。


・鶴岡(巨人捕手。右打ち)
守備とバント、二つの大きなミス。
しかし、加藤よりは……はぁ……。


・山口(巨人投手。左投げ)
中継ぎの時とは違い、完全に萎縮して投げていました。特にラストバッターへの投球……言葉は悪いですが、あの程度の相手にすらビビっているようでは抑え失格ですね。
去年の先発の時のように、あと何度かはチャンスがあるでしょうが……。
抑えは久保・西村・ロメロ・アルバラデホ、ここらへんから誰かが試されるのでしょうか。やれやれ。



久保は負けをつけられてしまいましたね。かわいそうに。

関係ないですが、甲子園のガンは壊れていたんでしょうか。なんか凄いメチャクチャな表示だらけでしたが。

本日の巨人投手リレー
東野(7回自責2)→ロメロ(1回)→久保(1回1/3、自責1)→山口(1/3)
打順
1坂本
2脇谷
3小笠原
4ラミレス
5高橋
6長野
7ライアル
8鶴岡
9東野

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