
イチロー(2)
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2007年06月10日 23:23 visibility747
ピッチャーもバッターも、10人10通りのルーティンがあります。
例えば、西武ライオンズのアレックス・カブレラ選手なら「バットを大きく背中に担ぐようにして胸を反らした後、構えに入る」、シアトル・マリナーズの城島健司捕手なら「打席に入ってバットの芯(マークが印刷されている部分)を右手で触る」、古いところでは、当時阪神タイガースの掛布雅之選手なら「ホームベースの隅をチョンチョンとバットで触り、ユニフォームの袖部分を捲った後、右手でバットを前方にクルクル回す」、ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜選手なら「構えた後、顎をクイクイッと引き、肩をユサユサ動かす」などなど。
例えば、現読売ジャイアンツのクローザーの豊田清投手なら「投球を始める前に、守備位置の3方向(レフト・センター・ライト)に向ってキャップのひさしに手をやる(よろしく的に)」、当時シアトル・マリナーズのクローザーの佐々木主浩投手なら「マウンドに向かう時、必ず左足でファールラインをまたぐ」などなど。
いや、別にイチロー選手のルーティンが格好良いというわけではないのですが、「ネクストバッターボックスで股を開いてちょっとガニ股気味に屈伸をして、打席に入る直前にちょっとアッパー気味にスイングして、打席に入ってからバットをピッチャーに向かって垂直に立てて目を細めて、伸ばした右腕の袖部分を少しまくる」
・・・って、ちょっと長くないですかね?笑
何を言いたいかというと、超一流選手になると、ある程度、打席に入るアプローチも尊重されていて、「どうぞ好きなように、ご自分のリズムで入って下さい」という、審判がというか、対戦ピッチャーがというか、球場全体がそれを許している雰囲気を感じます。
ちなみに僕は、右打席に入る時は「右足だけバッターボックスに入れて位置を定め、左足はボックスから出したままバットでホームベースの外角いっぱいをなぞり、両手でバットを持ったまま思い切り背伸び・ねじって、左足を入れ」ます。左打席では、「(なぜか)背伸びだけ」します。
先日、右打席で前述の動作をしてたら、左足をボックスに入れた瞬間、ボールがやってきて「すっトラーイク、1!」…。
草野球って、試合時間が短いんですよね。
ハイ、改めます。
対戦相手のチームの方々、申し訳ございませんでした。
(つづく)
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- 事務局に通報しました。
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