最強モンスター 花巻東の菊池雄星ついに敗れる

花巻東がついに、敗れてしまった。

23日の準決勝、菊池雄星は背筋痛のため先発のマウンドには立てなかった。

彼がこの日投げたのはわずか11球だった。

チームは11-1で大敗した。

初戦から調子は万全ではなかったという。

それでも途中、サウスポーピッチャーでは甲子園最速となる154キロを記録した。

頑張ったのは、すごかったのは菊池だけではなかった。

初戦では長崎日大に3-0とリードされる場面があった。

ベスト4をかけた明豊戦では、菊池が背中の痛みのため降板して、そのあと一旦は逆転される場面もあった。

何度も脅威の粘りを見せてベスト4まで勝ってきた。

彼らの甲子園は終わった。

だが全国大会はあと1回残っている。

秋の国体である。

せめて国体には万全の体調で臨めることを願おう。

今回、花巻東が敗れたのは実に残念だ。

明日の決勝では、日本文理が北陸勢初の優勝を成し遂げるところを見てみたい。