優勝決定後のヒーローインタビューで悔し涙の堂林、野手でプロ入りへ
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野球が下手なまーくん
2009年08月26日 12:01 visibility164
もう一昨日のことになる。
中京大中京が甲子園で43年ぶり、7度目となる優勝を決めた。
私は日本文理の方を応援していた。
だが、かなり印象に残った場面があった。
それは、試合終了後のヒーローインタビューでのことだった。
お立ち台にキャプテンとエースの堂林の二人が上がった。
堂林は2点は取られながらも、途中までは日本文理打線をうまく抑えていた。
打席では先制2ランホームランと決勝点となる2点タイムリーを打っている。
その彼が「最後あと少しになって抑えられなかった」と悔し涙を見せ、謝った。
優勝が決定的になっていた9回表、堂林は再びマウンドに上げた。
2アウトは簡単に取れた。
だが最後の1アウト、いや1ストライクがどうしても取れない。
マウンドを再び2年生の森本に譲った。
勝つことは出来たが、1点差まで詰め寄られた。
優勝を決めた後のヒーローインタビューで涙を見せた選手は、多分これまでに居なかったであろう。
その堂林が野手としてのプロ入りを表明した。
多分ドラフトで指名されるだろう。
優勝に貢献しながらの悔し涙を見て、プロに入ってもまだ伸びるだろうと感じた。
将来彼が「尾張のプリンス」ではなく、「球界のプリンス」になる日が来るのかもしれない。
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