優勝決定後のヒーローインタビューで悔し涙の堂林、野手でプロ入りへ

もう一昨日のことになる。



中京大中京が甲子園で43年ぶり、7度目となる優勝を決めた。


 


私は日本文理の方を応援していた。


 


だが、かなり印象に残った場面があった。


 


 


それは、試合終了後のヒーローインタビューでのことだった。



お立ち台にキャプテンとエースの堂林の二人が上がった。



堂林は2点は取られながらも、途中までは日本文理打線をうまく抑えていた。



打席では先制2ランホームランと決勝点となる2点タイムリーを打っている。


 


その彼が「最後あと少しになって抑えられなかった」と悔し涙を見せ、謝った。


 


 


優勝が決定的になっていた9回表、堂林は再びマウンドに上げた。




2アウトは簡単に取れた。




だが最後の1アウト、いや1ストライクがどうしても取れない。




マウンドを再び2年生の森本に譲った。




勝つことは出来たが、1点差まで詰め寄られた。


 


 


優勝を決めた後のヒーローインタビューで涙を見せた選手は、多分これまでに居なかったであろう。


 


 


その堂林が野手としてのプロ入りを表明した。


 


多分ドラフトで指名されるだろう。


 


優勝に貢献しながらの悔し涙を見て、プロに入ってもまだ伸びるだろうと感じた。


 


将来彼が「尾張のプリンス」ではなく、「球界のプリンス」になる日が来るのかもしれない。

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