県岐阜商、スター軍団帝京を倒した

テレビを点けると、予想すらしなかったことが起こっていた。



22日にあった帝京高校と県岐阜商の試合。


 


県岐阜商が6-1と大きく帝京をリードしていたのだ。


 


私は鳥肌が立った。


 



でも帝京打線は強力であり、すぐに2点を返した。


 


それ以降、県岐阜商は帝京の3番手投手山崎から得点が奪えない。


 



途中からはラジオで聞いた。


 


6-3で県岐阜商がリードしていたが、解説者は「このまま終わるわけがない」と言っていた。


 



それでも、県岐阜商のエース山田は帝京打線を0に抑えていった。


 


帝京打線の力を考えるといつひっくり返されてもおかしくない。


 


丁寧にしかも力を入れて投げなければならなかったことだろう。


 


すごく忍耐力が必要で、精神的に消耗したことだろう。


 



8回、県岐阜商は追加点の機会を逃してしまう。


 


それでも、山田は9回表を0に抑えた。


 


見ていた方も安心した。


 


「このまま終わるわけがない」と言われていたのに、それを終わらせてしまった。


 


帝京は強力打線を誇るチーム。


 


しかも、140キロ台を投げる投手を4人も出してきた。


 


県岐阜商は先発した帝京のエース平原、2番手の1年生の伊藤を攻略して計6点を上げた。


 


平原は最速149キロ、伊藤も最速148キロを誇る投手だった。


 


だが県岐阜商は、3番手の山崎・4番手の鈴木からは得点が奪えなかった。


 


最初に投げた二人の投手の方が能力はあったことだろう。

この二人を打てたし、帝京の強力打線を3点に抑えられた。




それが出来たのは多分、 ベンチ入りできなかった選手も協力して、かなり研究していたからだろう。


この試合で県岐阜商の選手たちからは、
緻密であることの大切さ、そのためにはそれだけ精神的に強くなっている必要があることを学んだ気がする。

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