テニスのレベル

テニスオフ等で面識の無い人とテニスする時に　自己申告したレベルが結構バラバラの場合が多い。

スクール出身でスクールとサークル等でテニスしてる人と　学生時代からテニスしてて普段も試合に多く出てる人で認識がかなり違う。

試合に多く出る人は自分より上のレベルがたくさんいるのを知ってるせいか自分のレベルを低く申告する場合が多く　前記のスクール出身者は高めに申告する場合が多いと思う。

レベルは設定が難しくテニスオフ等で使われてるNTRPも自己申告では評価がバラバラになる。

試合に出る場合のレベルはその大会で1回戦勝てるかどうかぐらいが本来の自分のレベルだと思う。

トーナメントの1回戦で負ける人は出場者全体の半分の人ですから1回戦の勝率が50％なら恐らくその試合はレベルに合っていると思う。

ちなみに2回戦勝つ人は25％　3回戦だと　12．5％で　ほぼ1割になる。

3回戦勝ち進む事がどれだけ大変か判ると思う。

このレベルの判断が正しく出来るとテニスの上達に非常に役に立つ。

自分のレベルに合った試合に出続ける事によってそのレベルでどう勝つか考えるようになるし思考も戦略もそのレベルに合ったものになる。

低いレベルの試合で相手のミスで勝っても得るものは少ない。

試合は勝った時より負けた時の方が得るものが多いが惨敗では何が悪かったか判らないので結局　自信を無くしてしまうだけで意味がないですからね。

ただ　ちょっとだけ自分より高いレベルの試合に出るのは負けても得るものが多く良い事だと思います。

自分のレベルを過大も過小もせずしっかり評価できるようになることも早く上達する近道になると思います。

日本人は自分を低く評価するのが美徳と教わってきていますが　テニスの場合は遠慮なく　自分の実力を正当に認識して　意識しましょう。

その方が練習する相手のレベルも上がり　自分の実力も速く上がる手助けになるはずですから。

判らない時は自分より上手い人に聞いてみると良いです。

上のレベルの人から見ると意外とはっきり判る事が多いですからね。