ダブルスとシングルスの違い 15日目

昨日はシングルス練習会(三ツ沢)の時にダブルスとシングルスの違いの


話になりました。


 


シングルスとダブルスは別のスポーツだと言う意見は良く聞く。


たぶん それはダブルスプレイヤーから見たシングルスは別のスポーツに


感じるんじゃないかと思う。


 


学生やプロではテニスはシングルスがメインなのはプロの試合等見れば判ると思います。


テニスの基本テクニックはシングルスを前提に作られている ダブルスでは独自に


進化してしまった部分があり そこがダブルスだけやってる人から見ると別物に感じる


部分だと思います。


シングルスが上手い人はダブルスも上手く出来ますがダブルスだけやってる人は


シングルスが上手く出来ない人が沢山います。


ダブルスでは出来ない事はやらないで試合をする事も可能ですがシングルスでは一人で


全てこなさないといけないのでシンプルですが一通りなんでも出来ないといけません。


テニスをトータルで上手くなりたい人は練習だと思ってシングルスの試合に出るようにすると


ダブルスも上手くなる事が多いです。


 


具体的な例では


シングルスの場合 ストロークで重要な要素は 長さ>コース>強さ


ダブルスのストロークは  コース>強さ>長さ の順になります。


 


更にシングルスではショットの重要度は ストローク>ボレー になりますが


ダブルスでは ボレー>ストローク になります。


 


シングルスは強くなくても良いので長いストロークを打ち続ける事が重要で


これだけでも勝てる場合があります TNT(とにかく 長く 繋ぐ)って言うらしい(^^;


ロブしか打たないシコラーが勝てるのはこれを徹底してやっているからです。


 


ダブルスの場合 長いストロークは必要ないと言うより逆に危険なので短くても


速くて良いコースが求められます。


シングルスでは速くても短いボールはチャンスボールになるのでここも逆ですね。


 


考え方としてダブルスとシングルスでは逆になる事が多いですがテニスの技術が


全く違う訳ではなく 意識するものが違ってくるだけなんですね。


 


ストローク力と体力で勝負する シングルス


技術と戦略で勝負する ダブルス 


 


という感じでしょうね。スポーツして単純なのはシングルスの方ですがいろいろな


技術や戦略で体力の差を乗り越えて勝つ事も可能なダブルスは楽しいですよね。


 


シングルスの試合で負けた時に「あの時 XXすれば勝てたかも」という事は


ほとんど有りませんが ダブルスの場合作戦を変えれば勝てる相手というのは良くありますね。


 


ただ 全てが自分の責任だし 負けても誰のせいでもないシングルスは気楽に試合


出来る利点もありますからね。


 


まぁ 優勝した時は喜びを分かち合えるダブルスの方がより嬉しいですけどね。


 


ダブルスをやっていて壁に当たってる人はぜひシングルスをやってみてください。


意外と簡単に壁を抜ける事が出来るかも知れませんからね。


 

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