テニスのポジションについて(捨てる部分を考えよう)
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くみちょ
2012年09月20日 10:51 visibility232
テニスの中級者と上級者で見た目で判り易いのがポジションの取り方です。
凄くいいショット打つしフットワークが良くて見た目は上級者ぽい人が
試合であっさり負けてしまうのにポジションの悪さが良くあります。
特にテニスのポジションは運動神経の良い人が自分の経験から直感的に閃く
場所は良くない事が多々あります。
シングルスをやるとポジションの大事さは良く判るのですがそれでも意識して
いないと シングルスは守備範囲が広くて大変 というイメージしか残りませんけど。
大事なのはコート全てをカバーする事は人間には物理的に不可能という事です。
なんでもカバーしようとすると結局 肝心の部分はカバー出来なくて
意味のないポジションになってしまいます。
スクールとかで最初にゲームをやる前に簡単にポジションの取り方を説明されますよね。
その時に説明されるのはかなりオーバーに説明されて 意識するようにされます。
実際に試合でスクールで習ったような動きでは動くのに精一杯でボールへの意識が
薄くなってしまいますよ。
習ったポジションは無駄じゃありませんが なぜ そこに立つのかをちゃんと考えてください。
その時 どこに来たボールをカバーしようとしてるのかちゃんと考えてください。
まず 最初にたぶんここに来るだろうと言う場所を押さえて
次にもしかしたらこっちを狙って来るかも知れないな ところもカバーできるように
考えます。
第一候補と第二候補 それ以外の可能性はきっぱり諦めましょうね。
上級者はこの切り捨てる部分がしっかりしてるんですよ。
切り捨てるためには相手をしっかり観察して 候補を絞ることが大切なんです。
なんでも 取れるポジションなんて存在しません。あるのは80%程度カバーできる場所
ぐらいです。
80%カバーすると言うのが理解しにくかったら 簡単な方で自分が今 居るポジションは
何を切り捨てたか考えて見てください。
そこがハッキリしていれば答えは判ると思います。
もし 自分が切り捨てた場所に打たれたら自分の判断が間違っていたのが判ると思います。
そういう経験の積み重ねが予測の精度を上げて行くのに役立ちます。
鉄壁な守備する人だって取れない場所がちゃんとあるんですよ。
ただ そこには打たせないようにいろいろ工夫してるだけなんですけどね。
ポジションが判らない時 捨てる場所考えて見て下さい。
自分が何を捨ててるか ダブルスの場合ならそこはペアが取ってくれる場所
なのかを考えてみれば判り易いと思います。
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