手の抜き方を考える(試合での集中)

長い試合してると途中で集中が切れたり体力が尽きたりします。

1セットぐらいなら良いですが8ゲームや3セットする場合1時間近い
試合時間の間にずっと集中することは出来ません。

ずっと全力ですることも難しいですし、するべきではありません。
通常のトーナメントだと1日2、3試合あるんですから1つの試合に
全力で行ってしまうわけにもいかないですよね。

人間の集中力は3分長くても5分程度しか持たないと言われてます。
極度の集中をした後は虚脱状態になったりもします。

なので試合中でも適度に手を抜いて(笑 体や脳に休む機会を与えてあげると
長い試合でも最後まで集中を切らさないコツなんですよ。

どういう風に手を抜くかというと
まず集中力が必要な時と言うのは相手のボールに全部反応して 
なんでも返すぞ! という状況ですね。これはとにかくいろいろ疲れます(^^;

一番楽なのは打たない時?違いますw 一発で決めに行く時が一番楽なんですよ。

なのでポイントに余裕がある時やゲーム的に余裕がある時には丁寧に繋ぐのではなく
一発で決めに行くと決まればラッキーだし 決まらなくても休憩の意味では
立派に役目を果たすのでミスしても まぁ おっけいです。

それと相手にこういう時は打ってくるんだ と 言うプレッシャーにもなりますから
決して無駄にはなりません。

具体的には序盤のリターンゲームのリターンとかはリターンエース取りに行く
勢いでミスしてもまぁ リターンゲームだしね。

サービスゲームでも 40ー0とか 40ー15の時のファーストはエース狙いで
ちょっと無謀でも一発を狙って行くと良いかな?

自分から打ち込みに行ってミスしてもオッケイのショットはミスしても想定内
ですから流れが変わる事もないですからね。

シングルスの場合サービスゲームは集中しますからリターンゲームは大胆に攻めて
いくほうが次のサービスゲームに集中できますよね。

もちろん 相手がダブルフォルトしたとか リターンが上手く入ってポイント取れて
2ポイントぐらいリードしたら そこはブレークチャンスですから集中してゲームを
取りに行きますよ。

上手い人はブレークするゲームをちゃんと決めてそれ以外のゲームはブレーク
する時に必要な情報を集める みたいな展開していますよ。

速い段階でブレークして3ー1でリードしてたのに結局逆転されて負けちゃった
とか良く聞きますよね。これはリードされても想定内だったって事なんでしょうね。

試合中に手を抜くと言っても本当に手抜きをするわけではなくて
楽にポイントが取れる戦法を選択して そのかわりミスも想定しておくって事です。

ショットにも緩急があるようにメンタルにも緩急つけてあげる言うことですね。
この緩急は自分のためですが相手にもプレッシャーを与えられるので
後の展開の布石にもなるんですよ。

どんな時でも集中して最期まで通せれば良いですが中だるみや最期までもたないと
思っている人は楽に行ける展開と集中してポイントとり行く展開を使い分けて
行くようにすると良いですよ。

でも 相手に手を抜いてると悟られないようにしてくださいね。
その為にも上手くいったらポイントが取れる強気の早め攻めが良いですよ。

一発でリターンエース狙えるショット サービスエースが狙えるサーブは
普段から練習して自分の引き出しにしまって置いてくださいね。

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