背番号1の一騎打ち(高校野球 石川決勝)

石川大会の決勝は、背番号1の3年生エースがともに完投するという、

クラシック感のある投手戦。清々しさがあった。

 

星稜   000101004 6

小松大谷 000100010 2

 

最終的には4点差が付いたが、決勝点は9回表2死からの満塁ホームランだったので、勝負は最後まで分からなかった。

 

最近は、やれ継投だ、序盤はエース温存だ、

と「高等戦術」が蔓延るなか、2人のエースに託した両校の潔さよ。

昔はこうだったんだよな。

 

さて、4期連続の甲子園を決めた星稜。奥川投手の調子次第では優勝も狙える。

センバツの履正社戦の出来なら、高校生にはまず打てない。

 

が、このチームの問題は勝負弱さだ。

昨年からの3度の甲子園では、勝てる試合を全て競り負けている脆さ。

 

センバツで問題になったあの監督は復帰したようだ。

どうか習志野と対戦しないことを祈る。

本来くじに作為を持ち込むのは禁物だが、この両校の対戦だけは作為的に回避しても誰も文句ないと思う。

ただ両校ともに強豪なので、決勝まで残ったりして・・。

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