なでしこリーグ第１節レポート　　INAC神戸レオネッサｖｓ ジェフユナイテッド千葉レディース　　

フクアリでの札幌戦を終え、なかむらで祝杯をあげた後、横浜から夜行ツアーバスで

大阪まで乗車し、長田区のスーパーで汗を流し、ひと息ついた後、ホムスタへ。

実に３週連続でホムスタ通い・・・・。

なでしこフィーバーがなくても、勤務が無ければ、来る予定でした。

トップ優先ではありますが、毎年（05年はトップが急がしかった為、観戦なし）に行ってるので

余裕ぶっこいて、少し早すぎるかなと思い、正午過ぎに御崎公園駅に到着し、

途中の道にもＪリーグ開催時ほど歩いていなかった為、

ホムスタ直前のサングルメで昼飯。

しかし、mixiのマイミクのチェックを見ていると、すでに多くの列とマスコミカメラの数とのこと！

あわてて、店を後にし、ホムスタヘ向かった。

着くと、テレビで目にするアナウンサー達があちらこちらに・・・！。

１週間前の阪神ダービーの時にもいた、警察官の姿も・・・。

むしろ、ダービーの時より多いくらい。

13：30開場予定も、あまりの人数の多さに開場を早め、13：00開場に。

最初はメイン端に陣取るも、ゴール裏も開放されたため、移動。

Ｊリーグ時と違い、サッカー基本ルールで海側に。

開場30分過ぎで、この人の入り！

開場１時間過ぎで、バックスタンドもほほ埋まる！

スタメン。

最初は山側のビジョンしか使っていなかったものの、

海側のビジョンも使用。

グルーポンで半額のチケットを発売したこともあり、

マスコミ報道による予想も遥かに超えて、17812人が来場。

１週間前の阪神ダービーより多く入っとうし・・・。

最大観客人員の歴史的目撃者になりました。

04年の全日本女子サッカー選手権大会（女子天皇杯）から見ているが、

いつも多くても、数百人単位で

本当にサッカー好きか選手の知り合い関係しか来ていない状況だったが

なでしこＷ杯優勝で、リーグにこんだけの人が来た。

正直、流行りだから見に来たという感じの人が多数に感じました。

スタメン発表の時も、代表で出場した選手のみ、大きな拍手だったし・・・。

試合は、各雑誌、新聞で報道されたように、

２－０でジェフレディースが負けました。

ＩＮＡＣの攻撃に耐える時間が長く、

ほとんどシュートに持ち込めませんでした。

ＧＫ船田を中心に守備陣はよく守ってくれたと思うし、

丸山も途中出場ながらも、らしさを見せてくれました。

ジャンボ・上村監督も、ガチンコの采配を揮い、

攻撃陣と共にＩＮＡＣを苦しめたと思います。

だが、戦力差はいかんともし難く、

さすがは代表・大野、クリアを見逃さず、数少ないチャンスの中、

２ゴールを決めました。

代表７選手を擁するＩＮＡＣをジャイアントキリングすることは出来ませんでした。

運営もどこか不慣れな面がちらほらと・・・。

まあ、Ｊリーグ・ＪＦＬを持っていないＩＮＡＣなので

仕方ない面もあるのですが、

ゴール裏を試合中に敵対するＩＮＡＣのシャツを着た人を横切らせたり

ヒーローインタビューで、せっかくのビジョンを使わなかったり、

と、一気に観客が増えた為に浮き出た問題点もありました。

試合後は、いつもの観戦仲間と共に出待ち。

まず、佐々木監督も観戦されていたようで、タクシーで帰られました。

ぜひ、我がジェフのホープ井上や俊足・清水、正確なキッカー・細川の代表入りもお願いします！

次に我がジェフの代表・丸山選手が徒歩で出てきて、あっという間に

サイン欲しさの人だかり。

その後、ＩＮＡＣ側は沢選手が出てきたときも人だかりに。

ファン対応に、かなりお疲れのようでした。

自分もアテネ五輪の活躍を見た後、観戦する様になりました。

このフィーバーの過熱ぶりにに戸惑っています。

フィーバーやブームが悪いとは言いません。

しかし、このフィーバーで見に来た人の中から、

少しでも、なでしこリーグを観戦する人が定着し増えればと思います。

なでしこリーグはまだまだ、日なたがほとんど無い、日陰の存在です。

Ｌａｂｏｌａの観戦記投稿のリンクにも、試合結果が反映されてませんし、

トップリーグにもかかわらず、サッカー情報誌でさえ、小さな記事か

下手すりゃ載ってません。

情報が少なすぎます。

以前から、このＬａｂｏｌａの日記でも訴えてますが、

一番の強化は有料試合を見に行くことです。

サッカー好きならば、必ず魅力を感ずる点があると思います。

これを一時の流行りで終わらすことなく、

2011年が女子サッカーの強化、プロ化への元年となればと思います。