忘れてはいけない事
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片野 寛理
2019年01月08日 17:46 visibility25
年が明けると毎回、母校に行きます。
25年前と何も変わらない校舎やグランドを見ると
当時の事が鮮明に蘇ってきます。
小さな地域で、人より少しだけボールを上手く扱えただけなのに
なんの根拠もなく"プロになれる"という自信だけを持っていました。
小学生の時に地域選抜で一緒にプレーした仲間たちは
中学進学の時にJリーグのジュニアユースに入りました。
ぼくは、選抜チームに時間を取られ、小学校の部活の仲間たちと一緒にボールを蹴る時間が少なかったため、
どこのクラブチームにも行かずに、
学校の部活に入り、仲間と一緒にボールを蹴れる時間を優先しました。
しかし、当時は入部しても「1年生はボール拾い」というルールがあり、
部活の時間は散らばったボールを拾い集めるだけで終わり。
結局、仲間と一緒にボールを蹴る時間を増やすことはできませんでした。
当然、ぼく自身もボールを蹴る時間がなかったため、
部活が終わって家に帰ると、ボールを持って近くの公園に行って1人で練習していたし、
夕食後は3〜5km、毎日走りに行ってました。
変えられない環境に不満や苛立ちを感じつつも、
ボールを蹴りたい!上手くなりたい!
その一心で "今やれる事" や "今やりたい事"をガムシャラにやって過ごしていました。
*このデコボコの石垣に向かってボールを蹴ってトラップの練習していたのを思い出します。
Jリーグが開幕し、テレビでサッカーを見るようになった頃から自然と歩み出した<プロサッカー選手>への道。
プロが何なのか分からなくても
・テレビで見ていた超うまいサッカー選手
・かっこいい服を着て、多くの人が憧れる選手
・発する言葉に力があって、男としてもかっこいい選手
・全てを真似した選手
そんなプロに憧れて
ぼくもあっち側の人に本気でなろうと思って
毎日を過ごしていました。
毎シーズンの目標は変わるけど、
ぼくの根幹は変わらない。
去年、多くのことを学んで、いろんなアイディアややりたい事が出てきた中で、
今年もココにきて振り返ると...
小さい頃に持っていたサッカーへの情熱や憧れは
言い換えたら、"なりたい自分"として今も追い続けている事に気付きました。
そうすると、これで良いんだと思えるし、もっとやってやろうと思えます。
より成長するために振り返る。
今年も1歩ずつ
なりたい自分へ。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
質問や相談は気軽にDM下さい^^
kata #4
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- 事務局に通報しました。
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