リーグ第4節 試合結果 ~チームにおいて何が1番大切なのか?~
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片野 寛理
2019年03月09日 00:31 visibility29
3試合を消化し、未だ戦い方がチグハグな状況にも関わらず、
なんとか初勝利を掴み取った...その影響は大きい。
特にFWの3人が活躍して勝ったことによって、
<DFが守り、MFがお膳立てをして、FWがゴール前で仕事をする>
という当たり前の形が明確になったこと。
そのことで"誰がどんな役割を果たすのか?"を共通理解として持てる。
各選手の役割がハッキリしてくると、選手の動きがより効果的に試合に出てくるようになる。
つまり、僕が何を懸念しているかと言うと...
『信頼』
が、このチームにはない...ということ。
いくらチーム練習をしても、または戦術の練習をしたからと言って、
選手同士に信頼ができるわけではない。
こうした経緯はチーム作りにおいて必ず辿ることなんだけど...。
ただ、ぼくが後ろか見ていて目につくのは、外国人選手がタイ人選手を信頼していないということが明らかなこと。
詳しくは書けないけど、単純に3人で攻めるのと5人で攻めるのはどっちが得点の可能性が多いかって話。
その辺は試合が進むにつれて改善されると思うし、
あまりにも酷かったら、ぼくも話さないといけないと思っているよ。
前節の勝利がチームにもたらす影響は本当に大きくて、モチベーションがガラッと変わった。
迎えたリーグ第4節はアウェーでMOF Custams Unitedとだった。
相手は未だ0勝。
なんとかここで勝っておきたい相手と、2連勝して波に乗りたいSisaket FC。
この日は風もあって前半は風上からの攻撃。
前半のうちに試合の流れを掴んでおきたい。
アウェーにも関わらずバックスタンドがサポーターで埋め尽くされている
その後押しもあって、ホームゲームさながらの攻撃を見せる中、
15分にチームがこれまでやってきた形から先制点!
一気にスタジアムが盛り上がる。
相手DFは人を掴めていなかったから、ぼくもいけると思った。
しかし、そこからなぜか攻撃の仕方を変えてしまった...。
そのことで攻めあぐねる時間が続き、本来もっと点を取って折り返せたはずの前半はたった1点のリードしかなかった。
案の定、後半は風下のため、必然的に押し込まれる形が多く、
カウンターを狙うも、相手は慣れてきていることもあって決定機を作ることができない。
残り10分にDFのクリアを押し込まれ同点。
嫌な感じだなと思った。
けど、相手も追いついた後にどうするのか?...チームとしてまとまっていなかった。
その結果、FKを得て、勝ち越しゴールが生まれた。
辛くも2-1で勝利。
これで2連勝で次節はホームで試合。
『信頼』をどう作り上げて行くのかが、これからの課題。
試合のハイライトはこちら
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kata #4
- 事務局に通報しました。
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